カセットの仕様
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グレードは、ノーマルポジション・ハイポジション・メタルポジションの三種類であり、ノーマルポジションは10 - 150分までのタイムラインアップがあった。ただし、ハイポジは最長120分まで、メタルは46 - 90分までのタイムラインアップとなっていた。 ハーフ固定は、1988年製CDixと1989年(平成元年)製CDix2 以外は全て、1989年5月に発売を開始した低廉系メタルポジション用カセットテープであるMetal-XR同様の圧着方式となっているので低価格が実現できている。 グレードについては、最下位グレードとも言われていた。同社のHF以上HF-S以下というなんとも言えない位置にあった。しかし1990年にHF-Sが生産・出荷終了となり、その後HF-XやHF-ES、HF-Proも1991年(平成3年)5月にES・Iに統合され製造・出荷終了となった。そのためか1998年頃のランクはHF→GiG→CDixとなっている。AXIA(富士フイルム)でいうPSに相当する。 対抗商品については、TDKのCDingや日立マクセル(現・マクセル)のCD's等が挙げられる。 価格に関しても、非常に安価であり、1991年(平成6年)のCDix4では、AXIAのPS-METALとならぶ46分(片面23分)で510円であった。 CDix METALについては1997年(平成9年)でモデルチェンジは終了。販売に関しては2000年(平成12年)末までは店頭で販売されていたという。 2001年には、CDix、2の最終モデルチェンジとして発売。2010年末まで販売されていたものの、2011年に発生した東日本大震災やタイ洪水の影響で製造ラインは無くなった。 それに伴い、CDix、HFは生産・出荷終了になった。 現在手に入れる方法は、大手リサイクルショップ(例:ハードオフ、セカンドストリート等)などや、オークションで入手する方法しかない。 ラベルは非常にシンプルであり、インデックスカードについては、1枚半のインデックスカードとなっている。 ケースはマクセルと似たような薄型ケースを採用しており、ケース裏面右上にはソニーのロゴマークがある。 カセット本体のデザインは1991年頃からますます派手になっていった。
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カセットの仕様
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 09:20 UTC 版)
グレードは、ノーマルポジション・ハイポジション・メタルポジションの三種類であり、ノーマルポジションは10 - 150分までのタイムラインアップがあった。ただし、ハイポジションは最長120分まで、メタルは46 - 90分までのタイムラインアップとなっていた。 ハーフ固定は、発売当初はネジ止め式となっていたが、1994年のリニューアル品より同社のAE同様の超音波による溶着方式に変更された。 グレードについては、最下位グレードとも言われていた。同社のAE以上AD以下というなんとも言えない位置にあった。しかし2001年末までにAD1やAD2、MA-EXなどの各種音楽録音専用カセットテープが生産・出荷終了となり、その後CDingシリーズが同社にとって名実共に大変貴重な音楽録音専用カセットテープとなった。 対抗商品については、ソニーのCDixや日立マクセル(現・マクセル)のCD's、AXIAのJ'z等が挙げられる。 価格に関しても、非常に安価であり、1994年(平成6年)のCDing METALでは、AXIAのPS-METALとならぶ46分(片面23分)で510円であった。 CDing METALについては1996年(平成8年)を以ってリニューアルは終了。販売に関しては1998年(平成10年)末までは店頭で販売されていた。 2001年には、CDing1・CDing2の最終モデルチェンジとして発売。2011年に発生したタイ洪水の影響で製造ラインは無くなった。それに伴い、CDing、AEは生産・出荷終了になったが、2012年末までに販売終了となった。 現在手に入れる方法は、大手リサイクルショップ(例:ハードオフ、セカンドストリート等)などや、オークションで入手する方法しかない。 ラベルは非常にシンプルであり、インデックスカードについては、1枚半のインデックスカードとなっている。 ケースはマクセルと似たような薄型ケースを採用しており、ケース裏面右上にはTDKのロゴマークが存在する。 CDing1(左) CDing2(2002年) CDingIV(1992-1993年)
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