対抗商品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 06:59 UTC 版)
北京オリンピック前には、トップクラスの選手ですらレーザー・レーサーを入手しづらいという状況になっていた。 その間隙を突くように、ウエットスーツ用素材でトップクラスの山本化学工業が、「バイオラバースイム」(通称、たこ焼き水着)という新素材を開発。レーザー・レーサーへの対抗策を求められた国内外のメーカーに提供した。 レーザー・レーサーは北京オリンピック出場選手への供給が最優先され、それ以外の有力選手へはなかなか行き渡らない状態が続いていた。入手できなかった選手は、代替品として「バイオラバースイム」で作られた水着(ニュージーランドの「ブルーセブンティ」、日本・スポーツヒグ社製の「KOZ」など)を着用して大会に出場。一部では好成績を挙げている。 レーザー・レーサーは、2012年ロンドンオリンピックに向け、各社の水着開発競争に新たな一石を投じる結果となった。
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