対抗型での向かい飛車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 04:22 UTC 版)
対抗型での向かい飛車は、互いの飛車が向き合うため、飛車の素抜きを注意しなければならない。囲いは美濃囲いが主だが、状況によっては囲わずに戦闘に入ることもある。また美濃囲いにしても左金は囲いに使用せず、図のように左翼で攻撃の駒として使う場合が多い。これは居飛車側に隙が出来たときに飛車交換を迫れるように指すためであり、この際に飛車を打ち込まれる隙を無くしている意味がある。通常の振り飛車とは違い、角道を止める向かい飛車でも居飛車穴熊と互角以上に戦うことができる。 近年では角道を止めずに指す戦法や、更に押し進めて自ら角交換を挑む戦法もある。
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