向かい飛車

デジタル大辞泉

むかい‐びしゃ〔むかひ‐〕【向（か）い飛車】

読み方：むかいびしゃ

将棋で、振り飛車の一。飛車を、先手であれば8筋に、後手であれば2筋に移す戦法。相手が居飛車で指す場合は、互いの飛車が向かい合う形になる。

ウィキペディア

向かい飛車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/07/13 04:22 UTC 版)

向かい飛車（むかいびしゃ、英: Opposing Rook）は、将棋の振り飛車戦法の一種である。先手ならば飛車を八筋に、後手ならば飛車を2筋に振る。

ウィキペディア小見出し辞書

向かい飛車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/06/16 01:45 UTC 版)

「相振り飛車」の記事における「向かい飛車」の解説

先手側での採用例が多い、相振り飛車の代表格戦型の一つ。金無双主流時代には浮き飛車に組んでいたが、現在は引き飛車が主流となっている。

向かい飛車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/02/15 15:39 UTC 版)

「二枚銀」の記事における「向かい飛車」の解説

△後手 なし ▲先手 なし 図は▲8八飛まで図1-1 二枚銀型向い飛車 △後手 なし ▲先手 なし 図は▲3七桂まで図1-2 二枚銀型向い飛車 △後手 桂歩4 ▲先手 桂 図は▲4五歩まで図1-3 二枚銀型向い飛車 図1-1は先手雁木模様から後手の△3一角に▲8八飛と向かい飛車にした局面。こうした中央に二枚銀を並べる振り飛車も時たま現れるが、『将棋戦法大事典』（1985年）によると、江戸時代には向かい飛車にはこうした中央を銀で厚くする指し方が主流であったという。 後手陣の引き角陣形は袖飛車の速攻を警戒したもので、以下は図1-2を経て後手が△7五歩ならば▲4五歩△同歩▲6五歩（単に▲4五同桂は△2二銀があり、以下▲4四歩△同金▲4六銀△4三金▲6五歩△4四歩で一局）に△4四銀▲4五桂△6四歩▲同歩△同銀▲4六銀で△3三桂▲同桂成△同銀は▲4五歩（図1-3）で一局。途中△6四歩に代えて△4五同銀は▲4六歩で、△5六銀▲同銀左△5五桂なら▲同銀△同歩▲5五角と捌くことができる。 △後手 なし ▲先手 なし 図は▲8八飛まで図2-1 二枚銀型向い飛車 △後手 なし ▲先手 なし 図は△7三銀まで図2-2 二枚銀型向い飛車 △後手 桂歩4 ▲先手 桂歩2 図は▲3五銀まで図2-3 二枚銀型向い飛車 △後手 銀桂桂歩3 ▲先手 歩 図は▲4三金まで図2-4 二枚銀型向い飛車 図2-1から図2-2のように玉が一段目で移動する場合ならば、先手の攻めに関しては当たりがきつくないが、図2-2から▲6五歩△7五歩▲4五歩△同歩▲同桂△4四銀▲4六銀△7六歩▲同銀△7四銀▲3五歩△同歩▲3三歩△同桂▲同桂成△同銀▲3五銀（図2-3）で、以下は△3四歩ならば▲4四歩△5三金▲4五桂△3五歩▲5三桂成△同角▲4三金（図2-4）といった展開がある。