スペイン語
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スペイン語(スペインご、西: español、エスパニョール)は、インド・ヨーロッパ語族イタリック語派に属する言語。俗ラテン語から発展して形成されたロマンス諸語の一つ。略して西語(せいご)とも書く。
- 1 スペイン語とは
- 2 スペイン語の概要
カスティーリャ語
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詳細は「カスティーリャ語」を参照 カスティーリャ語(castellano)またはスペイン語(español)は全スペインにおける唯一の言語であり、スペインの住民の大多数の日常語であり、母語である。また、スペインはコロンビアと並んで、メキシコ、アメリカ合衆国に次いで世界第3位のスペイン語(カスティーリャ語)人口を持つ。 カスティーリャ語はアストゥリアス州、カンタブリア州、ラ・リオハ州、アラゴン州、カスティーリャ・イ・レオン州、マドリード州、カスティーリャ=ラ・マンチャ州、エストレマドゥーラ州、アンダルシーア州、カナリア諸島州、ムルシア州、そしてセウタとメリージャ、その上ナバーラ州の大部分とヴァレンシア州の内陸部のいくつかのコマルカにおいて唯一の公用語の地位にある。 また、カタルーニャ州、バラアース諸島州、ヴァレンシア州の沿岸部、ガリシア州、バスク州、ナバーラ州のバスク語地域など州公用語としてカスティーリャ語以外の言語が使われる地域においても、州公用語とともに公用語の地位にある。カスティーリャ語はガリシア州を除くすべての二言語併用州においてそこの住民の過半数以上の母語であり、家庭での日常使用言語となっている。 このカスティーリャ語の優位性は中世にすでに始まっていた。レコンキスタの過程で、カスティーリャ王国(Reino de Castilla)が誕生し、やがてレオン王国やガリシア王国の版図をもその勢力下に統合(Corona de Castilla)し、イベリア半島において政治的、文化的、経済的に他を圧倒し始めた。その結果、カステーリャの文化的威信が高まり、もともとはカスティーリャのブルゴス周辺の言語に過ぎなかったカスティーリャ語が、当時ナバーラ・アラゴン語(Navarro-aragonés)と呼ばれた言語の話されていたアラゴン連合王国(Corona de Aragón)やナバーラ王国の版図においてさえも、16世紀から17世紀にかけて補助的な言語(行政、商業・貿易、情報伝達・通信、外交のための)として使用されるようになった。また20世紀後半には国内の人口移動がかつてなく激しくなり、そうすると、カスティーリャ語の共通語的性格もあったことにより、この優位性は国内の隅々にまで広がっていった。
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