カイザー級の概略とは? わかりやすく解説

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カイザー級の概略

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 01:19 UTC 版)

フリードリヒ・デア・グローセ (戦艦)」の記事における「カイザー級の概略」の解説

帝政ドイツ海軍ナッサウ級ヘルゴラント級に続く第3番目の弩級戦艦クラス。前2級比べ主砲配置機関大幅に変更になり性能の向上が図られた。主砲配置イギリス海軍ネプチューンHMS Neptune)、コロッサス級戦艦1911年竣工)に習い30.5cm2連装砲塔を5基装備し2、3砲塔梯形(エン・エシュロン)配置反対舷へ120°射界4、5砲塔背負式に配置することでナッサウ級ヘルゴラント級六角形配置12門より1基少な主砲配置で両舷には1基2門多く全ての主砲10門を発砲可能にし、ネプチューンより3m以上幅が広い事による主砲発射安定性防御上の利点獲得した。 が、イギリス海軍直にオライオン級戦艦1912年竣工)34.3cm2連装砲塔5基を全て中心線上に配置した超弩級戦艦開発して優位確保した機関レシプロから蒸気タービン機関換装し、重油燃焼缶を設け、特に最終5番艦プリンツレゲント・ルイトポルトは3軸の内中央軸をディーゼル機関で回すという計画もあったが、結局取り止めとなり、1ノット程度他の同型艦より速力落ちてしまった。いずれも配置変更による攻防力改善ほど前級より向上出来なかった。

※この「カイザー級の概略」の解説は、「フリードリヒ・デア・グローセ (戦艦)」の解説の一部です。
「カイザー級の概略」を含む「フリードリヒ・デア・グローセ (戦艦)」の記事については、「フリードリヒ・デア・グローセ (戦艦)」の概要を参照ください。

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