山田直稔
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山田 直稔(やまだ なおとし、1926年4月16日 - 2019年3月9日)は、日本の実業家。「オリンピックおじさん」としても知られていた。
- ^ “五輪おじさん、阿部定とも知り合いだった” (日本語). スポーツ報知. 報知新聞社. (2019年3月18日) 2019年3月19日閲覧。
- ^ 山田直稔さん死去 井波出身”五輪おじさん” 92歳 - 北日本新聞 2019年3月17日
- ^ “90歳の五輪おじさん覚悟のリオ行き表明 やられたら「名誉の戦死」”. 東京スポーツ. (2016年7月17日) 2016年7月17日閲覧。
- ^ 応援に出掛けた冬季オリンピックは、1998年の長野オリンピックのみ。
- ^ a b ““オリンピックおじさん”山田直稔さん、東京五輪決定に歓喜「94歳で集大成の応援を」”. 夕刊フジ. (2013年9月9日) 2014年2月18日閲覧。
- ^ “【コラム】五輪おじさん・日本-カナダ”. デイリースポーツ. (2012年7月27日) 2012年7月29日閲覧。
- ^ “開幕まで500日、「五輪おじさん」が東京大会への思いを語る(字幕・11日)” (日本語). jp.reuters.com. トムソン・ロイター. (2019年3月12日) 2019年3月19日閲覧。
- ^ “福原愛さん、吉田沙保里さんが“五輪おじさん”応援に感謝「異国の地でも何故だかほっとした」” (日本語). Sponichi ANNEX. スポーツニッポン新聞社. (2019年3月18日) 2019年3月18日閲覧。
- ^ “IOCバッハ会長、五輪おじさんを悼む「真のスーパーファン」” (日本語). スポーツ報知. 報知新聞社. (2019年3月19日) 2019年3月19日閲覧。
- ^ “「坂信一郎のここで物言いです」⑬ 平成25年九月場所を振り返る”. 2019年3月20日閲覧。 - YouTube
- ^ “「坂信一郎のここで物言いです」⑭ 平成25年九月場所を振り返る”. 2019年3月20日閲覧。 - YouTube
- 1 山田直稔とは
- 2 山田直稔の概要
- 3 テレビ 他メディア出演
オリンピックおじさん
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山田はオリンピックにおいては、様々な種目の会場で金色のシルクハットに羽織はかまといういでたちで日の丸の旗を振っていた。初めて応援に出掛けた夏季オリンピックは1964年の東京オリンピックであり、これ以降は日本がボイコットした1980年のモスクワオリンピックも含めて2016年のリオデジャネイロオリンピックまで14大会連続で夏季オリンピックの応援に出掛けており、「国際オリンピック応援団長」「オリンピックおじさん」の愛称で有名になった。毎回のオリンピック観戦は体力的・経済的にも負担となっており、毎回自らが拠出する宿泊費などの費用は大会あたり1000万、のべ1億円以上を使っていたという。 高齢であることもあり、82歳の時の北京オリンピックを最後に応援に出掛けることからの引退を表明していたが、後に撤回しロンドンオリンピックにも応援に赴いた。その際は大会中に途中帰国し、第94回全国高等学校野球選手権大会に出場した母校の富山工業高校を阪神甲子園球場で応援した。2020年の東京でのオリンピック開催を受け、「94歳での同大会までは応援を続けていく」と述べており、死去の報道がある1週間前にもロイターに意気込みを語る映像が公開されていたが、その希望は叶わなかった。 山田の死去を受け、レスリング日本代表選手として応援を受けた一人である吉田沙保里は「勇気をもらっていました」、同じく卓球日本代表であった福原愛は「異国の地でも何故だかほっとした」と感謝のコメントを表明した。またIOCのトーマス・バッハ会長も「真のスーパーファンだった」「彼がいないことをみんな寂しく思うだろう」と哀悼の意を示した。 また大相撲でも、同様に日の丸及び五輪マーク入りジャージと大きなシルクハットを着用し、金色の日の丸扇子を広げ向正面の維持員席(たまり席)に座り応援を行い、人気力士の名前が印刷された紙を周りに配ってもいた。これらのことに対してフリーアナウンサーの坂信一郎は、当時の日本相撲協会の放駒理事長(元大関・魁傑)が山田に対し帽子をやめるように直々に注意したことなどを語り、「ぜひあの応援の仕方はやめてほしい」「はっきり言って目障り」「維持員ではないのに勝手に席に入っている」などと批判した。
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