黄金大島【オウゴンオオシマ】(観賞樹)
登録番号 | 第12377号 | |
登録年月日 | 2004年 11月 8日 | |
農林水産植物の種類 | さくら | |
登録品種の名称及びその読み | 黄金大島 よみ:オウゴンオオシマ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 田崎満男 | |
品種登録者の住所 | 茨城県真壁郡関城町大字関本肥土334番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 田崎満男 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、オオシマザクラの自然交雑実生から選抜して育成されたものであり、花は一重咲、黄白色の中輪で、成葉の表面が鮮黄緑色の切り枝及び鉢物向きの品種である。樹形は傘状、樹高は亜高木性である。樹幹の色は灰褐色、皮目は中、枝の太さは太、色は灰褐色、分枝性は中である。葉全体の形は楕円形、先端の形は尾形鋭尖形、基部の形は円形、葉縁(鋸歯)の状態は中、鋸歯の形は二重鋸歯、先端は芒形、葉の長さ及び幅は中、厚さは厚、若芽の色は濃黄(JHS カラーチャート2508)、成葉の表面の色は鮮黄緑(同3306)、蜜腺の有無は有、位置は葉柄上部である。花序の形は散房状、花数は中である。蕾の色はピンク白(同9701)、花の向きは横向き、形は一重咲、開き方は平開形、大きさは中輪、花の色は黄白(同2901)、花弁全体の形は楕円形、花弁の切れ込みは少、基部の形は鈍形、花弁の脈の色は目立たない、数は約5である。雌ずいと雄ずいの長さの比は長、雄ずいの数は中、がく筒の形は盤状形以外、盤状形以外のがく筒の形は長鐘形、がく筒の毛は無、がく裂片の形は披針形、花柄の長さは中である。花の香りは少し有、通常開花期は中で、育成地(茨城県真壁郡関城町)では4月上旬~中旬である。オオシマザクラと比較して、若芽の色が濃黄であること、成葉の表面の色が鮮黄緑であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に育成者のほ場(茨城県真壁郡関城町)において、育成者所有のオオシマザクラから採種した種子をは種し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、13年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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