エマルジョン‐ねんりょう〔‐ネンレウ〕【エマルジョン燃料】
読み方:えまるじょんねんりょう
エマルジョン燃料
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/22 22:47 UTC 版)
エマルジョン燃料(エマルジョンねんりょう)は、燃料油(重油や灯油・軽油・廃油等)に水と界面活性剤を添加し、機械的に攪拌してオイル中に水を分散させた燃料である。ただし、添加剤を用いない場合でもエマルジョン燃料と呼ばれる。用途としてボイラー用に使用されるエマルジョン燃料とディーゼルエンジン用に使用されるエマルジョン燃料の二種類がある。使用燃料が大幅に削減され、燃料が削減された分だけCO2(二酸化炭素)が削減されるので環境に良い燃料として注目を浴びている。完全燃焼をするので空気量が相当量絞れる。それに伴い窒素酸化物や粒子状物質(PM)の発生も抑え、ボイラーや内燃機関が排出するガスがもたらす環境負荷を低減させる効果がある。
- 1 エマルジョン燃料とは
- 2 エマルジョン燃料の概要
- 3 品質要件
- 4 脚注
エマルジョン燃料と同じ種類の言葉
燃料に関連する言葉 | 水素燃料 低品質エマルジョン燃料 エマルジョン燃料 ガス燃料 使用済燃料(しようずみねんりょう) |
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