ウンカ

デジタル大辞泉

うんか【浮^＝塵^＝子／白^＝蝋^＝虫】

読み方：うんか

半翅(はんし)目ウンカ科の昆虫の総称。形はセミに似る。繁殖力が強く、稲などの茎や葉から液を吸って枯死させる害虫。ヒメトビウンカ・トビイロウンカ・セジロウンカなど種類は非常に多い。名は、雲霞(うんか)のように群がるからという。こぬかむし。ぬかばえ。《季 秋》

うん‐か【雲^×霞】

読み方：うんか

１ 雲と霞(かすみ)。

２ 大ぜいの人が群がり集まるたとえ。「—のごとく押し寄せる」

難読語辞典

浮塵子

読み方：ウンカ（ｕｎｋａ），　フジンシ（ｆｕｊｉｎｓｈｉ）

ウンカ科に属する昆虫の総称

害虫の種類

ウンカ（グンバイウンカ）

節足動物門　昆虫綱　カメムシ目　同翅亜目 Homoptera　ウンカ科 Delphacidae、ヨコバイ科 Deltocephalidae

ウンカ類　Delphacidae
ヨコバイ類　Cicadellidae

ウンカ（グンバイウンカ）

この害虫が属する群

光に飛んでくる不快な虫(2)　その他

この害虫のグループ

• カゲロウ類　Ephemeroptera
• トビケラ類　Trichoptera
• アミメカゲロウ類　Neuroptera
• ウンカ類　Delphacidae
• ガガンボ類　Tipulidae

主な種類
ウンカ類　Delphacidae　
　トビイロウンカ　Nilaparvata lugens（Stål）ほか
ヨコバイ類 Cicadellidae
　ツマグロヨコバイ　Nephotettix cincticeps（Uhler）ほか

害虫のカテゴリ
不快害虫、園芸害虫

形態
　トビイロウンカは体長4.5～5mm、淡黄褐色で、前翅は半透明。
　ツマグロヨコバイは体長4.5～6mm、緑色で、前翅の先端部が黒色～褐色。

分布
　トビイロウンカは北海道から南西諸島に分布するほか、中国大陸からも日本に多数飛来する。ツマグロヨコバイは本州以南に広く分布する。

被害
　稲の大害虫であるが、夜間の照明にも多数飛来するため、一般の家屋でも不快となる。

生態
　ウンカ類、ヨコバイ類の多くは草地などに生息している。トビイロウンカは主に稲から発生し、特に9月下旬に多くなり、時に異常飛来することもある。
　ツマグロヨコバイはイネ科雑草および水田から発生し、夏～秋に光に多く飛来する。

動物名辞典

浮塵子

読み方：ウンカ（ｕｎｋａ）

ウンカ科に属する昆虫の総称

白蝋虫

読み方：ウンカ（ｕｎｋａ）

ウンカ科に属する昆虫の総称

季語・季題辞典

浮塵子

読み方：ウンカ（ｕｎｋａ）

大きさは三ミリから五ミリぐらいの微細な虫

季節 秋

分類 動物

ウィキペディア

ウンカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/01/28 20:36 UTC 版)

ウンカ（浮塵子）は、イネの害虫となる体長5mmほどの昆虫を指す。

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「ウンカ」の例文・使い方・用例・文例

• トビイロウンカ：ツノゼミ
• セジロウンカという,ウンカ科の昆虫
• クラウンカッターという切断用工具

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