ウィルヘルム‐テル【Wilhelm Tell】
ウィリアム・テル
(ウィルヘルムテル から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/20 08:42 UTC 版)
ウィリアム・テル(ドイツ語: Wilhelm Tell〔ヴィルヘルム・テル〕、フランス語: Guillaume Tell〔ギヨム・テル[1]〕、イタリア語: Guglielmo Tell〔グリエルモ・テル〕、ロマンシュ語: Guglielm Tell〔グリエルム・テル〕、英語: William Tell)は、スイスの伝説に登場する民衆の英雄で、弓(クロスボウ)の名手。14世紀初頭にスイス中央部のウーリ州アルトドルフに住んだとされ、オーストリア公国(ハプスブルク家)が同地に置いた代官であるゲスラーを暗殺し、これにより民衆の周辺国への反抗が生まれて、シュヴィーツ、ウンターヴァルデンとともにスイス同盟の基礎が作られたとされている。彼の名が記された史料が見つかっていないため実在性は証明されていないが、スイス人の6割はテルが実在の人物であると信じている[2]。
- 1 ウィリアム・テルとは
- 2 ウィリアム・テルの概要
ウィルヘルムテルと同じ種類の言葉
- ウィルヘルムテルのページへのリンク