イタリア王国_(神聖ローマ帝国)とは? わかりやすく解説

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イタリア王国 (神聖ローマ帝国)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/27 02:04 UTC 版)

イタリア王国(イタリアおうこく、ラテン語: Regnum Italiae/Regnum Italicum)は、中世から近世北部中部イタリアに存在した王国である。歴史的経緯からヴェネツィア共和国南イタリアシチリア王国など)を含まない。ドイツ王国ブルグント王国(アルル王国)と共に神聖ローマ帝国を構成していた。名目上は帝国の中核だったが、実際にはフランク王国東フランク王国ドイツ)の従属国だった。8世紀後半に成立して以来1000年以上の歴史を持つものの、独立した政体だったのは9世紀から10世紀にかけての100年足らずである。11世紀まで首都はパヴィアとされていた。13世紀には政体としての実態が失われ、16世紀後期にはイタリア王の称号も皇帝位に統合されて消滅。一方で神聖ローマ皇帝を頂点とする封建的ネットワークは18世紀末まで維持され「帝国イタリア」とも呼ばれた中北部イタリアはヴェネツィア共和国・教皇領シチリア王国とは明確に異なる領域だった。


  1. ^ 再独立するが王位は不安定で、ベレンガーリオは5人の対立王の出現と2度の廃位を経験した。
  2. ^ 神聖ローマ帝国の支配下に入る。
  3. ^ 一時的に独立するが、再び神聖ローマ帝国の支配下に入った。





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