アーヴ猫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 19:20 UTC 版)
「星界シリーズの登場人物」の記事における「アーヴ猫」の解説
ディアーホ 由緒正しきアーヴ猫。母はザネリア。セルクルカとの間に子供が3匹いる。アーヴ語でクティロワルと呼ばれる茶トラの雄。 帝国暦952年にクリューヴ王宮で生まれる。すぐにラフィールからジントに譲られ、以降3年間は主計修技館で過ごす。帝国暦955年にジントと共に突撃艦バースロイルに移住。アプティック門沖会戦後にクリューヴ王宮に預けられる。帝国暦956年に元巡察艦ボークビルシュに乗り込み、ハイド伯国に赴いた後、再びクリューヴ王宮に預けられた。 ジントからは「あらゆることにかけてやる気がない」、ラフィールからは「節操がない」、エクリュアからは「猫にしてはまし」と人間からの評価はあまり芳しくない。 籠に入るのを厭わないが、風呂は嫌い。エクリュアに撫でられるのは好きだったが、かまいたがり過ぎることを煩わしいとも感じていた。ラフィールのそばは不安や恐怖から最も遠い場所だと思っている。ジントのことは頼りない同居人と思っているが、それなりに気に入っている。 バースロイル時代は電波発信機つきの首輪をつけさせられた。彼の存在は乗員たちにとって一服の清涼剤となっていた。セルクルカの子育て中、不用意に近づいて引っかかれ、ケガをしたことがある。 セルクルカ クリューヴ王宮に住んでいる雌猫。全身が白く、顔の上半分としっぽが黒い。瞳は金色。帝国暦956年にディアーホとの間に、3匹の仔をもうけた。 仔猫たち ディアーホとセルクルカの子。縞模様、真白、白黒の3匹が生まれ、白黒がラフィール、縞がクー・ドゥリン、白がスオッシュに引き取られた。このうち白黒の仔はリナと名付けられた。 ホーリア クリューヴ王宮に住んでいる雌猫。ラフィールがドゥビュースの嘘で自身の遺伝子提供者であると信じ込まされたことがある。 ザネリア クリューヴ王宮に住んでいる雌猫。ホーリアの娘で、ディアーホの母親。切り株状の尾を持つ。猫のくせにあまり毅然としたところがないらしい。
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