アナログシンセサイザーのCSシリーズとは? わかりやすく解説

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アナログシンセサイザーのCSシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/06 04:10 UTC 版)

ヤマハ・CSシリーズ」の記事における「アナログシンセサイザーのCSシリーズ」の解説

CS80 1977年発売され初期CSシリーズ最上位機種。8音ポリフォニック。16VCO内蔵アナログシンセサイザーコントロールパネル鍵盤部の間にリボンコントローラーがあり、ピッチ・ベンドが可能。重量は82kg。8VCOずつ2系統独立したシンセサイザーユニットを持ちミックスし発音するベロシティアフタータッチ機能も持つ。 廉価版として、8VCO/8音ポリフォニックのCS-60と4VCO/4音ポリフォニックのCS-50も発売された。 TOTO (バンド)代表曲ロザーナ』の間奏でのシンセサイザーソロ使われている。 CS5 CS10廉価版モノフォニックシンセサイザー入門機の位置づけCS10 1977年発売モノフォニックアナログシンセサイザー37鍵で外部入力端子を持つ。1VCO,1VCF,1VCA,2EG,1LFO 「Hatsune Miku Orchestra」において、多用されている。 CS15 CS102系統装備した構成モノフォニックシンセサイザーCS15Dとは異なる。 CS15D 1979年発売2系統プリセットモノフォニックシンセサイザー当時音色メモリー機能が非常に高コストであった一方でライブ演奏中に音色切り替えたいというニーズもあり、音色変えられないプリセットシンセサイザーはニッチ需要があった。マニュアルポジションを選べば制限されパラメータで、ある程度音作りは可能である。 CS20M 1979年発売CS40M廉価版で、モノフォニックシンセサイザー。8種類音色メモリーできた。 CS30 アナログシーケンサー搭載したモノフォニックシンセサイザーライブ向けのフラットな筐体となるCS30Lも発売された。 CS40M 1979年発売。デュオフォニックシンセサイザー。2VCOで、それぞれ低音優先と最高音優先割り当てられている。ヤマハとして初めデジタル音色メモリーできる機種リングモジュレーター備える。 CS70M 1981年発売。6音ポリフォニックアナログシンセサイザー。CS80同様に2系統独立したシンセサイザーユニットを持ち同時発音できる他、高音域と低音域に別々の音色セットできるスプリットモードを備える。マイクロプロセッサ用いた音色メモリー機構備える。600音の容量を持つポリフォニックシーケンサー機能を持つが、テンポ外部同期できる機能はない。MIDIはなく、外部から鍵盤入力情報受け取れるKEY CODE端子があった。しかしこのKEY CODE送出できる機材CP35とGS2だけであったCS01 1982年発売ミニ鍵盤37鍵のモノフォニックアナログシンセサイザー。ブレスコントローラー初め装備したストラップ付けてショルダーキーボードとしても使うことができる。(チック・コリアライブ使っていたことがある) レゲエミュージシャンの間で、シンセベースとして人気高まったことがある嘉門達夫が「替え歌メドレー」で「紅白歌合戦」に出場した時のバックキーボーディストが弾いている。 松居慶子が「COSMOS-keyboards trio-」時代使用していた。

※この「アナログシンセサイザーのCSシリーズ」の解説は、「ヤマハ・CSシリーズ」の解説の一部です。
「アナログシンセサイザーのCSシリーズ」を含む「ヤマハ・CSシリーズ」の記事については、「ヤマハ・CSシリーズ」の概要を参照ください。

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