はやにえとは? わかりやすく解説

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はや‐にえ〔‐にへ〕【速×贄】

読み方:はやにえ

百舌(もず)の速贄

初物供え物一説に、急ぎ供え物の意とも。

御代(みよみよ)、島の—献(たてまつ)る時に」〈記・上〉


モズ

(はやにえ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/17 17:09 UTC 版)

モズ(百舌[3]・百舌鳥[3]・鵙[3]・伯労[4]・姑悪[5],学名: Lanius bucephalus Temminck & Schlegel, 1847)は、スズメ目モズ科モズ属に分類される鳥類


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  5. ^ 『難訓辞典』東京堂出版、1956年。 
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  14. ^ a b c モズの『はやにえ』の機能をついに解明!―はやにえを食べたモズの雄は、歌が上手になり雌にモテる―”. Osaka City University. 2019年5月13日閲覧。
  15. ^ a b おすすめ モズのはやにえ探し
  16. ^ a b 積雪量少なめ? 1.7mの枝に「モズのはやにえ」 福井県おおい町、庭のマツにトカゲ | 社会 | 福井のニュース”. 福井新聞ONLINE. 2022年2月21日閲覧。
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  22. ^ a b c d 日本のレッドデータ検索システム「モズ」”. (エンビジョン環境保全事務局). 2012年12月10日閲覧。 - 「都道府県指定状況を一覧表で表示」をクリックすると、出典の各都道府県のレッドデータブックのカテゴリー名が一覧表示される。
  23. ^ 日本のレッドデータ検索システム”. エンビジョン環境保全事務局. 2012年1月1日閲覧。


「モズ」の続きの解説一覧

はやにえ(早贄、速贄)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 08:12 UTC 版)

モズ」の記事における「はやにえ(早贄速贄)」の解説

モズ捕らえた獲物木の枝等に突き刺したり、木の枝股に挟む習性をもつ。秋に初めての獲物生け贄として奉げたという言い伝えから「モズのはやにえといわれる稀に串刺しにされたばかり生きて動いているものも見つかる。はやにえは本種のみならずモズ類の全てが行行動である。 モズ秋に頻繁にはやにえを作ることが知られる2019年5月大阪市立大学北海道大学共同研究により、はやにえの消費多かったオスほど繁殖期の歌の質が高まり、つがい相手獲得しやすくなる事が明らかになった。これは、モズオスのはやにえが「配偶者獲得重要な歌の魅力高め栄養食」として機能していることを示している。 このほかにも、早贄機能についての仮説複数存在するが、その多くは未検証である。 餌の少な冬季保存食。はやにえが消費されずにそのまま放置されるという意見から、この仮説これまで否定的に捉えられてきた。しかし、近年詳細な学術研究により、はやにえのほとんどは消費されること、特にはやにえの消費量気温の低い(餌の少ない)時期に多いことが判明し、はやにえは冬の保存食役割をもつと考えられている。 摂餌のための固定ワシタカとは違いモズの足の力は弱く獲物掴んで食べることがむずかしい。そのため小枝棘にフォークのように獲物固定する手段として はやにえ行動発達したではないかという仮説モズ空腹満腹に関係なく獲物を見つけると本能的に捕える習性があり、獲物捕らえればとりあえずは突き刺し空腹ならばそのまま食べ満腹ならば残すという説。 はやにえの位置冬季積雪量を占うことができるという風説もある。冬の食糧確保という点から、本能的に積雪量感知しはやにえを隠れない位置造る、よって位置低ければその冬は積雪量少ないとされるが、積雪量予測する仕組みは未検証である。

※この「はやにえ(早贄、速贄)」の解説は、「モズ」の解説の一部です。
「はやにえ(早贄、速贄)」を含む「モズ」の記事については、「モズ」の概要を参照ください。

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