なくなった場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 12:29 UTC 版)
その番号の対象が、消滅・廃止・統合・番号変更などによりなくなって以後を繰り上げない場合欠番となる。たとえば、国道109号は国道108号に統合され、国道110号は国道48号、国道111号は国道45号、国道214 - 216号は統合し国道57号にそれぞれ変更され、欠番である。また、駅ナンバリングが割り振られた後で廃駅が発生した場合、運用上の混乱を防ぐためにその番号を、そのまま欠番とする例もある(例:JR北海道の在来線各線の廃駅、阪堺電気軌道の上町線・住吉公園停留場のHN11) また、番号対象の使用機会が減少したため、正式には欠番とはなっていないものの、表向きは欠番になっている事例も存在する。たとえば、MS-DOSやWindowsで使用されているドライブレターはAとBがフロッピーディスク用に確保されているため、フロッピーディスク自体が衰退した現在では事実上の欠番となっている。但し、一部のドライブを除いてコントロールパネルの「ディスクの管理」画面からAやBに変更することも可能である。 一般に、欠番となった番号を再利用することは好ましくないとされているが、番号として使える領域が少ない場合には再利用されることもある(日本の一部地域におけるアマチュア無線の呼出符号など)。 ビタミンB群にはB1~B12まで番号が付されているが、後に重複登録やビタミンの定義を外れた物、他のビタミンとの混合物であったことが判明して、4,8,10,11が欠番となっている。
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