ため池群とは? わかりやすく解説

ため池群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 08:29 UTC 版)

北大東村」の記事における「ため池群」の解説

天然池沼が、数多く存在する南大東島に対して北大東島にはそれほど多くない。島の中央には淡水大池があり、淡水レンズ作用により、潮の干満伴って水位変動する。この池は、かつて雨水のみを水源としていた時代には貴重な水源であったが、海水淡水化による水道整備されたため、現在は農業用水以外には使われていない。 このほか、沖縄県の最東端位置する貯水池をはじめ、製糖工場前にある赤池等の農業用ため池があり、274ha(島の耕地面積の5割)のサトウキビ畑灌漑使用されている。 北大東島にある大小16ヶ所に点在するため池は、2010年平成22年3月25日に「北大東村ため池群」として農林水産省ため池百選選定された。 これらのため池は、ミサゴトビサシバサギなど渡り鳥が羽を休め位置であり、野鳥観察適地となっている。毎年サトウキビの日(4月4日曜日)には、子供会保護者島民周辺整備行っている。

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ため池群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/02 00:42 UTC 版)

西光寺野台地」の記事における「ため池群」の解説

かつては姫路藩狩場で、姫路藩酒井忠学家老河合道臣田原・亀坪谷に溜池構築して田原船津一部分開拓した再度災害崩壊し放置された。丘陵の麓も河岸段丘ため十分な水利権得られず、畑作放牧が行われていた。明治時代に、西光寺野に灌漑用水を引くため調査され結果水源保喜山を隔てた北方神崎郡瀬加村(現市川町)の岡部川より取水し、1910年明治43年)に水利組合設立翌年耕地整理組合設立し11月着工1914年大正3年)に疏水が「長池」まで完成し通水され完成した。、総延長8.8、幅1.21.5用水路やの隧道8ケ所水路橋5ケ所の疏水造られや、桜池長池、西ヶ首池、奥池、釜ヶ尾池、焼野池等の大小ため池整備行い、これらの施設により200m3を超える貯水量で、300ha以上の台地の灌漑行っている。 2010年平成22年3月25日西光寺野台地のため池群として農林水産省ため池百選選定された。

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