その他の言語における漢字語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 04:31 UTC 版)
「漢字語」の記事における「その他の言語における漢字語」の解説
詳細は「漢字語 (朝鮮語)」および「漢越語」を参照 朝鮮語(韓国語)においては、古来から中国から膨大な漢語系語彙を借用しており、近代には日本製の字音語(いわゆる和製漢語)も多く流入した。これらは、漢字ハングル混じり文に見られるように、歴史的に漢字表記がなされてきた実績があり、漢字語(かんじご、한자어)と総称されることが多い。 ベトナム語も漢語系語彙の浸透が著しく、その程度は日本・朝鮮と比較しても質・量ともに甚だしいという。一方で文字文化としての漢字は、日本・朝鮮と比較してさほど定着したと言えず、現在では表記としての漢字を既に廃止しているので、漢字語という区分が意識されることはまずない。なお、ベトナム語において漢語由来の語は、漢越語(かんえつご、từ Hán-Việt、詞漢越)と総称されている。
※この「その他の言語における漢字語」の解説は、「漢字語」の解説の一部です。
「その他の言語における漢字語」を含む「漢字語」の記事については、「漢字語」の概要を参照ください。
- その他の言語における漢字語のページへのリンク