せっかい‐がん〔セキクワイ‐〕【石灰岩】
石灰岩
読み方: せっかいがん
【英】: limestone
【英】: limestone
炭酸カルシウム(CaCO3 )を 80 %以上含有する岩石の総称。 成因的には生物遺体の積み重なったもの、または海水から化学的に沈殿してできたものがあり、一方それから削られて海流または河川流によって運ばれ、二次的に沈積したものがある。一般に純粋な炭酸カルシウムより成る石灰岩は少なく、砂粒、頁岩{けつがん}などを含み、それぞれ砂岩質石灰岩、頁岩質石灰岩などと呼ぶほか、石灰岩を構成している化石、粒度などによりそれぞれ名前を付けているので、その分類は極めて複雑である。石油地質的には砂岩とともに主要な貯留岩となっている。中東などの大油田は石灰岩を貯留岩としているものが多い。 |
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