せかいかん

実用日本語表現辞典

世界感

読み方：せかいかん

「世界観」の誤記・誤変換。

（2010年10月16日更新）

デジタル大辞泉

せかい‐かん〔‐クワン〕【世界観】

読み方：せかいかん

１ 世界およびその中で生きている人間に対して、人間のありかたという点からみた統一的な解釈、意義づけ。知的なものにとどまらず、情意的な評価が加わり、人生観よりも含むものが大きい。楽天観・厭世(えんせい)観・運命論・宗教的世界観・道徳的世界観などの立場がある。

２ 俗に、文学・音楽などで、その作品がもつ雰囲気や状況設定。「人気漫画の—が楽しめるカフェ」

世界宗教用語大事典

せかいかん 【世界観】

世界全体を、どのように意義づけていくかという立場に立っての世界の見方。人生観よりも包括的。楽天主義・厭世主義・宿命論・宗教的世界観・道徳的世界観など、種々の立場がある。ドイツ語Weltanschauungの訳で、一八世紀に最初にこの語が用いられたときは〈世界の感性的直観〉というほどの意味だったが、一九世紀を通じてキリスト教の衰退期に、これに代わる世界像や、人間自身の生き方を包括した意味で使われるようになった。