じつ

デジタル大辞泉

じつ【実〔實〕】

読み方：じつ

［音］ジツ（慣）　［訓］み　みのる　まこと

［学習漢字］3年

〈ジツ〉

１ 草や木のみ。「果実・結実・綿実油」

２ 中身が詰まる。内容がみちる。「充実」

３ 中身。内容。「内実・名実・有名無実」

４ まごころ。まこと。「実直／質実・誠実・忠実・不実」

５ そらごとでない。本当。本当の事柄。「実演・実感・実業・実験・実現・実行・実際・実証・実績・実態・実弾・実物・実務・実用・実力・実例・実生活／確実・現実・故実・史実・事実・写実・真実・切実・如実」

６ 血がつながっている。「実家・実兄・実母」

〈み〉「実生(みしょう)／花実」

［名のり］これ・さね・ちか・つね・なお・のり・ま・みつ・みる

じつ【実】

読み方：じつ

［名］

１ うそ偽りのないこと。真実。本当。「—のところ」「—を言うと」「—の子」⇔虚(きょ)。

２ 内容。実体。実質。「名を捨てて—を取る」

３ 誠実な気持ち。まごころ。「—のある人」

４ 実際の成績。充実した成果。実績。「改革の—を上げる」

５ 珠算で、被乗数。または、被除数。→法

［副］まことに。本当に。

「—何(ど)うしても出家は遂げられんか」〈円朝・真景累ヶ淵〉

［形動ナリ］現実的なさま。また、真心のこもっているさま。

「かく金銀を欲しがるかと思へば、さうした—な欲にもあらず」〈浮・禁短気・三〉

じつ【日】

読み方：じつ

⇒にち

じつ【^×昵】

読み方：じつ

［音］ジツ（ヂツ）（漢）　［訓］ちかづく

近づいて慣れ親しむ。なじむ。「昵近・昵懇(じっこん)」

世界宗教用語大事典

じつ 【実】

→ 権実

JMnedict

實

姓	読み方
實	じつ

Weblio日本語例文用例辞書

「じつ」の例文・使い方・用例・文例

• この小説の筋はつじつまが本当に合わない
• つじつまの合わないことば
• 彼女の話はつじつまが合わなかった
• 政府がすでに所要の措置を講じつつある
• 彼女は常にこじつけの用意をしている。
• 彼の話はつじつまがあわない。
• 「じつは自由研究で相談したいことがあって・・・」「どれ・・・。ふーん、被子植物について調べてるのね」
• 何か、全部、こじつけって感じがするんだけど・・・。
• 彼女の証言にはつじつまが合わない点がある。
• 彼の話は多くの点でつじつまが合わない。
• 彼のむじつを証明できますか。
• 彼がいつか姿を見せることはかくじつだ。
• 統計の数字を理論とつじつまの合うように変える。
• 食事はじつにおいしかったですね。
• 君の言っていることは、つじつまが合わない。
• じつをいうと、二人は夫婦ではないのです。
• じつは彼は生まれつきよい人間なのです。
• この桃はじつに見事なものだ。
• 言葉だけでつじつまが合わない.
• こじつけ.