自然数
読み方:しぜんすう
自然数は、一般的には「正の整数」(positive integers)と定義される。数学において「正」(positive)とは「0より大きい」ということを意味し、「正の整数」は「0」を含まない「1」以上の整数ということである。具体的には「1、2、3、4、5、…」というような数を指す。
なお、「整数」は、「1」に「1」を加えるか引くかして得られる数を指す。つまり、自然数と、0、および、自然数にマイナス符号を加えた数が該当する。「・・・ -3、 -2、-1、0、1、2、3、・・・」のような数が整数である。
自然数とは、自然数の定義
自然数(しぜんすう)とは、数学用語で「正の整数」を意味する語である。わかりやすく言うと、「1、2、3、…」という数のことである。自然数は、物の個数を数えたり、順番を数えたり、といった実生活で数を扱う際に当たり前のように用いられる数である。英語では natural number と表現する。自然数は、一般的には「正の整数」(positive integers)と定義される。数学において「正」(positive)とは「0より大きい」ということを意味し、「正の整数」は「0」を含まない「1」以上の整数ということである。具体的には「1、2、3、4、5、…」というような数を指す。
自然数は0を含むのか
自然数は、場合によっては「0」を含めて扱うこともある。つまり「0、1、2、3、4、5、…」のような数である。「0」を含むと「正」の定義から外れてしまう。「0」を含めて扱われる自然数は「負でない整数」(nonnegative integers)と定義できる。なお、「整数」は、「1」に「1」を加えるか引くかして得られる数を指す。つまり、自然数と、0、および、自然数にマイナス符号を加えた数が該当する。「・・・ -3、 -2、-1、0、1、2、3、・・・」のような数が整数である。
自然数と実数の違い
実数は、数学の分野においては「虚数」の対となる概念である。虚数に該当しない数は(有理数も無理数も)実数に該当する。なお、実数と虚数の両方を含んだ式として表現される数を「複素数」という。- しぜんすうのページへのリンク