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さよなら にっぽん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/10 23:57 UTC 版)

さよなら にっぽん
さだまさしスタジオ・アルバム
リリース 1995年10月25日
ジャンル ニューミュージック
レーベル フリーフライト
プロデュース さだまさし
渡辺俊幸
チャート最高順位
  • 23位(オリコン)
さだまさし 年表
おもひで泥棒
(1994年)
さよなら にっぽん
(1995年)
古くさい恋の唄ばかり(オリジナル・アルバム)
(1996年10月)

交響詩(ライヴ・アルバム)
(1995年12月

さよなら にっぽん』は、シンガーソングライターさだまさし1995年10月25日発表のソロ21枚目のオリジナル・アルバムである。

目次

概要

太平洋戦争終戦50周年ということで、戦争に関係する曲が入っている。またこの年に、長崎市に平和祈念のミュージアムを作る「ナガサキピーススフィア貝の火運動」を開始した(2003年4月に「ナガサキピースミュージアム」開館)。

収録曲

  1. さよなら にっぽん
    ムルロア環礁におけるフランス水爆実験、地下鉄サリン事件阪神・淡路大震災といった1995年の時事ニュースにからめて日本の現状に対する憂いを歌う。タイトルはさだの愛してやまない日本の良さが失われていく事に対する不安を逆説的に表現したものである。
    「名刺」のカップリング曲としてシングルカットされた。
  2. 名刺
    サラリーマンの悲哀をコミカルに歌った作品。後にシングルカットされた。
    意外なことに最後はクリスマスソングになっている。
  3. ステラ,僕までの地図
    ステラという名の女性へ向けて別離後もなお一途に想い続け、彼女が男の元へ戻って来られるように地図として「思い出」を紡ぐ男性の心理を表した曲。
    曲紹介の最後には、さだの曲「セロ弾きのゴ-シュ」(『風見鶏』収録)とこの曲の共通点を述べている。
  4. 宮尾登美子原作の映画『』の主題歌。タイトルは主人公の名前である。本アルバムに先行してシングル発売された。
  5. 地平線
    「烈」のカップリング曲。「烈」の構想を練っている間に気がついたらできていた曲だという。
  6. 六日のあやめ
    歌詩中の「六日のあやめ」「十日の菊」はそれぞれ5月5日(端午の節句)と9月9日(菊の節句)で使われるはずの花。それから1日遅れているので、いろいろな意味で遅れた女性をさす言葉。
    さだは「女性はぼーっとしているほうがかわいいものだ。」とライナーノートで記している。
  7. 鳥辺山心中
    近松門左衛門の『鳥辺山』と、岡本綺堂の『鳥辺山心中』を元にして作った曲。
    化野(あだしの)・鳥辺山を舞台とした心中する女性の内面を歌った曲。最後は『曽根崎心中』序文を使用している。
    さだはこの曲以外にも鳥辺山を題材にした曲として「鳥辺野」(『うつろひ』収録)といった曲を作っている。
  8. 銀杏散りやまず
    辻邦生の同名小説『銀杏散りやまず』がタイトルの由来。
    亡くなった、さだの伯父であり、さだの父の親友であった岡本忠に向けた鎮魂曲。
    さだの父を中国から日本へ帰国させた経緯や、彼の精霊船を流す様子をさだの父の視点から歌った曲。
    さだは「戦争の持つ深く、遠く、悲しい叫びを父は心に秘めていた。戦争を美化するつもりはない。これは最も誤解して欲しくない点である。」とライナーノートに記している。
    なお、さだの父と岡本忠については、さだの著書『心の時代』(サンマーク出版)で詳しく述べられている。
  9. 兵士の手紙ときよしこの夜
    「きよしこの夜」をバックに、旧陸軍特攻隊の兵士が家族に宛てた遺書・手紙をさだが読み語る曲。
    この曲は、ピーススフィア運動開始し戦後50年を迎えたさだが、戦争の悲しみと彼らの純粋な家族への愛を後世に伝えるために作った歌である。
    ライナーノートには、読まれている手紙の持ち主である各御遺族に対して感謝の辞が記されている。
    この曲の元のアイディアはサイモン&ガーファンクルのアルバム『パセリ・セージ・ローズマリー・アンド・タイム』(1966年)収録の「7時のニュース/きよしこの夜」ではないかと思われる(さだはポール・サイモンを敬愛しており、この曲を知らないとは考えにくい)。また、田尾安志のシングル「主人公」(さだまさし詩曲)のカップリング曲「父の手紙ときよしこの夜」(さだがコーラスとして参加)でも同様の手法が用いられている。
  10. 青の季節
    スイスチューリッヒ市内のフラウミュンスター聖母寺院にあるマルク・シャガールの5枚のステンドグラスから始まり、「青」つまり山々や海、水の情景を使い生生流転の様子を表した美しい曲。
    ちなみに5枚のステンドグラスは全て青ではなく、左から赤・青・緑・黄・青の順で並んでいる。
    また,1997年に歌手の雪村いづみがカバーしている。

作詩・作曲・その他

  • 下記を除く全曲とも作詩[1]・作曲:さだまさし
    • 「兵士の手紙ときよしこの夜」
    • 「兵士の手紙ときよしこの夜」協力

主な参加ミュージシャン

  • ギター:石川鷹彦
  • シンセサイザー:吉田弥生、森本康史
  • ピアノ:吉田弥生

ほか

脚注

  1. ^ さだまさしの作品はすべて「作詞」ではなく「作詩」とクレジットされているので、誤記ではない。

大友克洋傑作集

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/07/02 06:12 UTC 版)

(さよなら にっぽん から転送)

大友克洋傑作集
ジャンル 短編集
漫画
作者 大友克洋
出版社 双葉社
レーベル アクションコミックス
巻数 全3巻
テンプレート使用方法 ノート

大友克洋傑作集』(おおともかつひろけっさくしゅう)は大友克洋による漫画短編集

ハイウェイスター』『さよならにっぽん』『ショート・ピース』の全3巻が発行された。

目次

ハイウェイスター

1979年10月30日発行。

収録作品

括弧内は初出。出版社はすべて双葉社。

  • 家族(週刊漫画アクション、1978年、9月21日号)
  • スカッとスッキリ(週刊漫画アクション、1975年、8月7日号)
  • 酒井さんちのユキエちゃん(別冊漫画アクション、1976年、7月16日号)
  • 雀が中(漫画アクション増刊、1977年、7月12日号)
  • ハイウェイスター(漫画アクション増刊、1976年、9月1日号)
  • 天網恢恢疎にして漏らさず(漫画アクション増刊、1977年、7月27日号)
  • つやのあとさき(漫画アクション増刊、1978年、7月8日号)
  • 星霜(別冊漫画アクション、1977年、7月1日号)
  • あしたの約束(漫画アクション増刊、1978年、10月27日号)
  • さよならのおみやげ(漫画アクション増刊、1978年、1月10日号)

さよならにっぽん

1981年7月16日発行。

収録作品

括弧内は初出。出版社はすべて双葉社。

  • East of The Sun, West of The moon(原案:狩撫麻礼、週刊漫画アクション、1979年、3月8日号)
  • さよならにっぽん
    • さよならにっぽんI(週刊漫画アクション、1977年、8月4日号)
    • さよならにっぽんII(週刊漫画アクション、1977年、9月8日号)
    • さよならにっぽんIII(週刊漫画アクション、1977年、10月20日号)
    • さよならにっぽんIV(週刊漫画アクション、1978年、1月5日号)
    • さよならにっぽんV(週刊漫画アクション、1978年、2月23日号)
  • 聖者が街にやって来る(週刊漫画アクション、1978年、5月10日・5月17日・5月24日・5月31日号)
  • A荘殺人事件(週刊漫画アクション、1980年、2月28日号)

ショート・ピース

1984年11月24日発行。奇想天外社より1979年3月10日に発行されたものの再刊本。

収録作品

括弧内は初出。「ヤングコミック」「増刊ヤングコミック」は少年画報社。他は双葉社。

  • 宇宙パトロール・シゲマ(漫画アクション増刊、1977年、2月1日号)
  • 'ROUND ABOUT MIDNIGHT(漫画アクション増刊、1977年、4月5日号)
  • School-boy on goodtime(漫画アクション増刊、1976年、12月3日号)
  • 任侠シネマクラブ(ヤングコミック、1978年、10月25日号)
  • 大麻境(増刊ヤングコミック、1978年、9月20日号)
  • WHISKY-GO-GO(漫画アクション増刊、1977年、6月14日号)
  • NOTHING WILL BE AS IT WAS(漫画アクション増刊、1977年、5月13日号)
  • 夢の蒼穹(漫画アクション増刊、1977年、1月7日号)
  • 犯す(漫画アクション増刊、1976年、8月9日号)





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