こだま (列車)
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こだまは、東海旅客鉄道(JR東海)及び西日本旅客鉄道(JR西日本)が東海道新幹線・山陽新幹線で運転している特別急行列車の愛称である。列車の案内表示では青色が用いられる[1]。
注釈
- ^ 実キロ。東京 - 博多間の営業キロは1174.9 kmである。
- ^ 近距離の都市間輸送は新幹線開業前の在来線では特急ではなく急行列車や準急列車が担っていた領域である。
- ^ 山陽新幹線内では「のぞみ」「ひかり」に加え、「みずほ」「さくら」の待避もあり、場合によっては複数本の列車を待避したり、臨時列車の待避も設定されているため、当該列車が運転されない日は単に時間調整のために停車するだけの例もある。
- ^ 上りの場合、こだま696号(新大阪 - 名古屋間無待避、1時間2分)・こだま694号(名古屋 - 浜松間無待避、40分)・こだま702号(浜松 - 東京間無待避、1時間40分)の所要時間の合計が3時間22分となる。
- ^ このため、東海道新幹線ではJR西日本所属の車両(現在は700系B編成)を使う列車が存在し、また山陽新幹線でも2006年3月17日までJR東海所属の車両を使った列車が上下各1本(下り:岡山 - 三原間、上り:三原 - 新大阪間)存在した。300系J編成が定期運用で岡山以西に乗り入れる唯一の列車でもあったが、改正後はF編成に置き換えられた。その後2008年3月15日改正で下り1本(岡山 → 三原間)が再び300系J編成で運用されるようになった。また運用上の都合でF編成の運用にJ編成が入ったりその逆もあった。
- ^ 下りの夕方帯のみ新大阪着の設定がなく、その間は名古屋着のこだまと名古屋 - 新大阪間各駅停車のひかりがそれぞれ毎時2本となっている。
- ^ a b 2012年3月17日のダイヤ改正では東海道・山陽新幹線から100系(引退時の運用は山陽区間のみで東海道区間からは2003年9月16日に引退)・300系が引退したのと700系・N700系16両編成全編成に飲料の自動販売機が設置(700系初期車の16両編成はマスコットグッズの自動販売機も設置)されたために「こだま」での車内販売は全廃となり、16両編成の「こだま」の車内では自動販売機のみで飲料のみの購入(700系初期車の16両編成で運転する「こだま」では自動販売機のみでマスコットグッズも購入可)となっていたが、2014年3月15日で700系・N700系16両編成の車内の自動販売機が全廃されたために、現在はN700系8両編成以外の「こだま」の車内では飲料の購入もできない(マスコットグッズはすべての「こだま」の車内で購入できない)。また、N700系8両編成の「こだま」の車内では、現在も自動販売機のみで飲料のみの購入はできる。
- ^ 当該列車は熊本発小倉行き「つばめ」の折り返し運用。
- ^ 折り返し運用となる新下関発の下り列車は鹿児島中央行き「つばめ」として運転。
- ^ 熱海駅・静岡駅・浜松駅・岐阜駅のうちいずれか1駅に停車。
- ^ 映画『社長道中記』では、森繁久彌演じる社長の三沢がビュフェの女性スタッフに電話の発信を依頼し(電話室備え付けの電話機にはダイヤルはなく、交換手に口頭で電話番号を伝えて繋いでもらっていた)、電話室で電話するシーンがある。
出典
- ^ 佐藤亜季 (2010年12月13日). “車内照明に新幹線表示板… 鉄道もLED化進行中”. 朝日新聞. 朝日新聞社 2018年1月21日閲覧。
- ^ JREA 1958年5号 246ページ ニュース ビジネス特急名称外部色などきまる
- ^ 『ビジネス特急〈こだま〉を走らせた男たち』pp.82 - 84
- ^ 新幹線の運転を体感! 500系「こだま号」にお子様向け運転台を設置します Archived 2010年5月3日, at the Wayback Machine. - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2009年9月4日
- ^ 山陽新幹線「こだま」の格安きっぷを発売(→アーカイブ) - 『鉄道コム』2009年3月12日付け掲載記事
- ^ 『2020年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道株式会社、2019年12月13日 。2020年4月23日閲覧。
- ^ 「シンデレラエクスプレス」100系新幹線12年春引退 - 朝日新聞 2010年5月29日
- ^ 須田寛『東海道新幹線II 改訂新版』JTBパブリッシング〈キャンブックス〉、2010年、32頁。ISBN 978-4-533-07896-5。
- ^ 『新幹線50年の時刻表 時刻表でふりかえる新幹線のあゆみ 上巻』交通新聞社〈トラベルMOOK〉、2014年、30, 48頁。ISBN 978-4-330-48614-7。
- ^ 『JR時刻表』(弘済出版社)、1991年1月号pp.41 - 58および1991年3月号pp.42 - 59。晩年は、東京発岡山行の「こだま431号」のみが最多客時に運行されていた。
- ^ 『東海道 山陽新幹線二十年史』日本国有鉄道新幹線総局、1985年、p.496。
- ^ 『東海道 山陽新幹線二十年史』日本国有鉄道新幹線総局、1985年、p.500。
- ^ 『東海道 山陽新幹線二十年史』日本国有鉄道新幹線総局、1985年、p.503。
- ^ “JR旅客6社と貨物 新列車ダイヤが確定”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1987年12月22日)
- ^ “JR6社が秋のダイヤ改正”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1997年7月29日)
- ^ 『JR時刻表』(弘済出版社)、1999年7月号pp.34 - 55および1999年10月号pp.34 - 55
- ^ 平成12年春 ダイヤ改正について(インターネットアーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 1999年12月17日
- ^ a b 『JR電車編成表 '09冬号』ジェー・アール・アール、2008年、130頁。ISBN 9784882830504。
- ^ 【25】日韓W杯を支えた新幹線(2002年) Archived 2017年8月2日, at the Wayback Machine. - 東海道新幹線50周年記念サイト 新幹線パーフェクトヒストリー
- ^ 平成15年秋 ダイヤ改正(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年7月30日
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- ^ 平成年19春ダイヤ改正について (PDF) (インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道福岡支社プレスリリース 2006年12月22日
- ^ 0系新幹線さよなら式典の実施について(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2008年11月19日
- ^ 「こだま指定席往復きっぷ」発売開始!(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース・2009年3月9日付け
- ^ a b JR西日本、こだま運賃を最大44%引き。高速に対抗(→アーカイブ) - 朝日新聞Web版・2009年3月10日付け掲載記事
- ^ 平成23年春ダイヤ改正について (PDF) - 西日本旅客鉄道福岡支社プレスリリース 2010年12月17日
- ^ 新幹線車両の禁煙拡大について Archived 2003年10月8日, at the Wayback Machine. - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2010年7月30日
- ^ 山陽新幹線小倉・博多間(下り)の特例扱い廃止について Archived 2011年5月23日, at the Wayback Machine. - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2011年2月7日
- ^ 平成24年春ダイヤ改正について (PDF) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2011年12月16日
- ^ 「JR時刻表」2012年3月号
- ^ 一部列車の車内販売の取止め及び見直しについて (PDF)
- ^ GW期間なども利用可。JR西日本・山陽新幹線企画きっぷ(→アーカイブ) - 交通新聞トピックス・2013年03月26日付け掲載記事
- ^ 『一部「こだま」号の指定席の拡大について』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道株式会社、2015年1月23日 。2020年4月23日閲覧。
- ^ 『JR時刻表』(交通新聞社)、2017年3月号p.176欄外
- ^ 商品一覧>こだま - 株式会社松浦商店。2021年7月23日閲覧
- ^ 無料の特急電車については、1950年より阪和線ですでに運行されていた。
- ^ 『ビジネス特急〈こだま〉を走らせた男たち』pp.10 - 24, 34 - 44
- ^ 星晃『回想の旅客車』上、学習研究社、2008年、p.88。
- ^ 『ビジネス特急〈こだま〉を走らせた男たち』pp.89 - 105
- ^ 当時の客車特急は昼行・夜行を含めると、ほかに熱海駅・沼津駅・静岡駅・浜松駅・豊橋駅・岐阜駅にも停車する列車があった。
- ^ a b 『ビジネス特急〈こだま〉を走らせた男たち』pp.138 - 141
- ^ 『ビジネス特急〈こだま〉を走らせた男たち』pp.112 - 114
- ^ a b 『ビジネス特急〈こだま〉を走らせた男たち』pp.141 - 164
- ^ 鉄道ファン1994年4月号p.50。
- ^ 『鉄道ピクトリアル』2004年10月号、pp.48 - 49
- ^ 『ビジネス特急〈こだま〉を走らせた男たち』pp.168 - 170
- 1 こだま (列車)とは
- 2 こだま (列車)の概要
- 3 東海道本線電車特急「こだま」
- 4 脚注
- こだま号のページへのリンク