こするとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 日本語表現辞典 > こするの意味・解説 

こする(ネット用語)

別表記:こする

「こする(擦る)」とは、ネットスラングとしては「同じ話題ネタ何度も繰り返す蒸し返す反芻する固執する)さま」を指す意味で用いられる表現である。

たとえば、「(ひとつの作品を)何度でも飽きずに観られる」さまを「無限に擦れる」といったり、「飽きるまで何度となく使う」ことを「擦り倒す」といったりする。

もともと「こする(擦る)」は、「物に押し当てたまま繰り返し動かす」という意味で用いられる動詞である。これがお笑い業界で「同じネタギャグ何度も使う・披露する」という意味で用いられるようになり、さらにネット上で繰り返し~する」という意味で幅広く用いられるようになったとされる

こす・る【擦る】

読み方:こする

[動ラ五(四)

物を他の物に強く押し当てたままで動かす。また、そのように繰り返し続けて動かす。「目を—・る」「あかを—・る」「電柱車体を—・る」

遠回しにいやみや皮肉を言う。あてこする

如何(どん)なに—・られても、左程にも感じなかったが」〈二葉亭・其面影

[可能] こすれる


こ・する【×糊する/×餬する】

読み方:こする

[動サ変[文]こ・すサ変《かゆをすする意から》(「口を糊する」の形で)かろうじて生活する。口すぎをする。糊口をしのぐ。糊(のり)する。

「芸を售(う)って口を—・するのを恥辱とせぬと同時に」〈漱石野分


こ・する【鼓する】

読み方:こする

[動サ変[文]こ・すサ変

楽器などを打ち鳴らすまた、かき鳴らす。「つづみを—・する」

気力奮いたたす。「勇を—・して立ち向かう


コスル

読み方:こする

  1. 悪口ヲ言フコトナリ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・京都府
  2. 悪口を云ふ事。〔京都
  3. 悪口をいうこと。

分類 京都府

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

こする

出典:『Wiktionary』 (2021/11/27 06:51 UTC 版)

発音

動詞

こする

  1. 物を他の物を押し当て強く動かす。何度でも続けて動かす。する。摩擦する。
  2. 他の事にかこつけて遠まわし嫌味や皮肉をいう。あてこする

活用


「こする」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「こする」の関連用語

こするのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



こするのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2024実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
皓星社皓星社
Copyright (C) 2024 株式会社皓星社 All rights reserved.
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryのこする (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS