三省堂 大辞林 |
いやしくも 3 2 【▼苟も】
〔形容詞「いやし」の連用形に助詞「も」のついた語〕
(1)仮にも。かりそめにも。
「―教育者たる者のすべきことではない」
(2)(下に打ち消しの語を伴って)いいかげんにも。おろそかにも。
「一点一画―せず」
(3)身分不相応にも。もったいなくも。
「重盛―九卿に列して三台にのぼる/平家 3」
〔漢文訓読に由来する語。卑賤(ひせん)・低劣の意の「いやし」を用いて、かりそめ・ちょっと、などの意を有する「苟」を「いやしくも」と訓読したことによる〕
漢字辞典 |
出典:漢字辞典 |
苟
「いやしくも」の用例一覧
坂本龍馬 手紙 慶応三年五月五日 三吉慎蔵あて (青空文庫)
を学ぶ所でハこれなく、ほんとふに彼が学文道にいり、其上是非を論じ申度との御論、いやしくも論ぜざる所、小弟ニハ誠におもしろく奉 レ 存候。上件四人の兄たち御出しニ相成れバ、此人も御出わどふであろふと、私よ...
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新島襄 将来の日本 三版序 (青空文庫)
( らいらい ) 、余をしてしばしば巻をおおい覚えず 快哉 ( かいさい ) と呼ばしめたりき。それ君の著書たる、広く 宇内 ( うだい ) の大勢を察し、つまびらかに古今の沿革に徴し、いやしくも...
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福沢諭吉 家庭習慣の教えを論ず (青空文庫)
福沢諭吉 家庭習慣の教えを論ず 家庭習慣の教えを論ず 福沢諭吉 人間の腹より生まれ出でたるものは、犬にもあらずまた 豕 ( ぶた ) にもあらず、取りも直さず人間なり。いやしくも...
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