三省堂 大辞林 |
いたいけ 0 【▽幼気】
(1)幼くていじらしいさま。
「悲しみに耐えている―な姿」
(2)幼くて、かわいらしいさま。
「―な子供」
(3)小さくてかわいらしいさま。
「―なる物もえやらず/仮名草子・仁勢物語」
〔「痛き気(け)」の転で、心が痛いほどにかわいいさまの意という〕
[派生] ――さ(名)
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出典:Wiktionary |
いたいけと同じ種類の言葉
「いたいけ」の用例一覧
高島異誌 (青空文庫)
の姿が見当らぬ。 池の岸まで走り返えり、じっと水面を隙かして見れば、どこよりも蒼い水の面に、一に小さい波紋があって、次第々々に大きくなり、やがて幽に消え失せたが、正しく波紋の真中には、いたいけ[#「いたいけ」に傍点]な吉...
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泉鏡花 迷子 (青空文庫)
帶 ( おび ) の 結目 ( むすびめ ) に 觸 ( さは ) るまで、いたいけな 顏 ( かほ ) を 仰向 ( あふむ ) けた。 色 ( いろ ) の 白 ( しろ ) い、うつくしい 兒...
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梶井基次郎 川端康成第四短篇集「心中」を主題とせるヴァリエイシヨン (青空文庫)
音は必ずいぢらしい娘の登校姿を心象に伴つて來るのであつた。彼は黴臭い旅籠の蒲團の上で轉輾した。 戛々、戛々、父の心臟の上とも知らず、いたいけな娘の歩く音。 (子供を靴で學校に通はせるな、その音が聞えて來るのだ。その音が心臟を踏むのだ。) 彼はまた手紙を書いた...
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