『仮面ライダー』に登場する蜂女
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『仮面ライダー』第8話・第13話に登場。 ハチをモチーフとする(ハチの特性を備えた)改造人間。『仮面ライダーシリーズ』初の女性怪人である。 催眠音波で人間を操る能力を持つ。毒針を仕込んだ剣を武器とし、配下の戦闘員もこれを用いる。廃工場の地下に構えた毒ガス工場の工場長を務める。 影村めがね店で販売する特殊な装置が付いた眼鏡をかけた人間を自らの羽音で操り、毒ガス工場の作業員にしている。アジトに潜入した本郷猛を剣の先端の毒針で眠らせて捕らえた後に捕虜ともども逃走されるが、すでに緑川ルリ子に仕掛けていた催眠装置で本郷を毒殺しようとする。催眠装置の音波を追ってやってきた仮面ライダーと対決し、剣戟を繰り広げた後、剣を弾き飛ばされてライダーキックを受けて崖下に転落し、溶けて黄色い液体となって消滅する。 第13話では、トカゲロンに率いられた再生怪人の1体として登場。 演:岩本良子(第8話・第13話)、瀬島達佳 声:沼波輝枝 美術を担当した三上陸男は蜂女を特に好きな怪人に挙げており、シンプルでスラリとした体型が人間を元にした改造人間であることが表されていると評している。 第4話として執筆された準備稿「怪!?蜂女」では、最後は剣を折られて羽根も破られ、生死不明となるという展開であった。 脚本を担当した滝沢真里によると、蜂女の正体は「彼女の被害者である会社員・池田の(劇中では既に死んだとされる)妻であり、少女・サチ子の母」という設定であったとのこと。 ブリヂストン自転車『ドレミ』のCMではベルトをつけた状態で登場している。『仮面ライダー』第8話と同じく岩本良子が演じた。
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