『ドライブ・マイ・カー』の成功とは? わかりやすく解説

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『ドライブ・マイ・カー』の成功

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 02:54 UTC 版)

濱口竜介」の記事における「『ドライブ・マイ・カー』の成功」の解説

前作寝ても覚めても』のあと濱口はいくつかの作品製作を進めてきたが、コロナ禍によって製作スケジュール大きく狂い2021年2つの作品同時公開される。しかしこれが結果として濱口への国際的な注目一気高めることとなった。 まず3月には『偶然と想像』が第71回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品され審査員グランプリにあたる銀熊賞受賞続いて7月には、村上春樹短編小説をもとにした『ドライブ・マイ・カー』が第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品され大江崇允と共に日本映画としては史上初となる脚本受賞を果たす。 またアメリカではニューヨーク映画批評家協会賞同年作品賞を『ドライブ・マイ・カー』に授与。同賞は過去に「外国語映画部門黒澤明らが受賞したことがあるが、「作品賞」としてはアジア映画初の受賞となり、アメリカ国内でも驚き持って受けとめられた。さらにその後同作全米映画批評家協会賞ボストンロサンゼルス批評家協会賞ゴールデングローブ賞など、アメリカ重要な映画賞相次いで受賞する後段の「主な受賞」節を参照)。日本映画ゴールデングローブ賞受賞62年ぶりだった。 2022年第94回アカデミー賞では、作品賞・監督賞・脚色賞国際長編映画賞(旧外国映画賞)の4部門にノミネートされ国際長編映画賞を受賞した作品賞と脚色賞でのノミネート日本映画初。監督賞は36年ぶりで、『砂の女』の勅使河原宏監督第38回)、『乱』の黒澤明監督第58回)に続き3人目となった。 これらの世界的な注目高まりを受け、2022年2月開催されベルリン国際映画祭では、国際審査員団の一人抜擢されている。

※この「『ドライブ・マイ・カー』の成功」の解説は、「濱口竜介」の解説の一部です。
「『ドライブ・マイ・カー』の成功」を含む「濱口竜介」の記事については、「濱口竜介」の概要を参照ください。

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