SDガンダム カプセルファイターオンライン SDガンダム カプセルファイターオンラインの概要

SDガンダム カプセルファイターオンライン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/21 07:58 UTC 版)

SDガンダム
カプセルファイターオンライン
ジャンル オンラインアクションシューティング
対応機種 Microsoft Windows XP,Vista
開発元 ソフトマックス
発売元 韓国 BANDAI KOREA
日本 CJインターネットジャパン
人数 最大12人(2チーム分かれて各6人の場合)
メディア  ダウンロード
発売日 2006年
2008年
2009年
2010年
利用料金 基本プレイ無料。課金制度あり。
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概要

バンダイナムコグループのプロジェクトで、BANDAI KOREAが企画を総括し、韓国のソフトマックスが開発、CJインターネットが韓国国内へのパブリッシングを担当する。モビルスーツのモデリングは、SDガンダム GGENERATIONシリーズを製作しているトムクリエイトが担当。ガンダムのゲームの中では珍しく、ガンダムシリーズを制作しているサンライズが直接出資をしている。[1]

現在は韓国で正式サービス中である。2008年から中国、2009年から台湾でもβテストが始まっている。日本は2010年2月19日に正式日本リリースが発表され[2]、クローズドβテスト(2010年5月20日より開始)、オープンβテスト(6月1日開始)を経て、2010年6月17日より正式サービスが開始された [3]。日本版運営は『CJインターネットジャパン(現・ネットマーブルジャパン)』が担当。

その後も新機体の追加やイベントなども行われたが、正式サービス開始後からあったグー・チョキ・パーの「ジャンケン属性」や機体を育成すると得られるポイントを割り振る「カスタム」システムの廃止を機にプレイヤーが徐々に減少していった。 様々な機体の追加も行われたが、機体が課金ガチャでしか手に入らなかったり、無課金プレイヤーが手に入れる機会(所謂無課金落ち)が殆どなかったためかプレイヤーの減少に歯止めがかからなかった。 その影響があったかどうか定かではないが、2015年6月12日に正式サービスを終了した。

ゲームシステム

プレイヤーはユニット(モビルスーツ)のパイロットになり、様々なミッションや対戦をこなしていきながらユニットを集めていく。プレイヤーの階級を上げることで、訓練サーバーから初心者サーバー、上級者サーバーのようなさまざまなサーバーに入りプレイできる。サーバーによって選択できる難易度が変わる。

ミッションモードと対戦モードがあり、ミッションモードには基本的に、協力プレイの共同ミッション、一人でプレイするシングルミッションがある。対戦モードでは、さまざまなルールの対人戦をプレイできる。ミッションおよび対戦終了後にはプレイヤーに熟練度と勲功とポイント、ユニットも経験値が貯まっていく。

ユニット経験値は一定の数値まで貯まればユニットはレベルアップし、ロックされていたスキルや必殺技がアンロックされる。熟練度はアイテムを使用することでユニット経験値に変換できる。勲功は各階級に設定された数値まで貯めることで階級が上がり、他のサーバーにも入れるようになる。ポイントはショップでのさまざまなアイテムの購入に利用できる。ユニットの獲得には、課金やゲーム内ポイント(日本版のみ)などで購入した「コイン」を使うか日本版以外ではゲーム内ポイントを直接消費して「カプセルマシン」と呼ばれるガチャポンのような機械で集めていく他、「プランミックス」(設計図)と呼ばれるユニット合成によって獲得が可能。ただし、勲功をある程度ためて階級を上げなければ設計できない機体も存在する。ただし設計システムは2012年6月28日に廃止された。[4]また、他のプレイヤーと「クラン」と呼ばれるチームを結成し、クラン戦サーバーで他のクランとの対戦も可能。

機体(ユニット)

ユニットにはランクが設定されており、S、A、B、Cの4段階のランクがある。さらにランクについてはノーマルの他に、レアユニットにはR(レア)、ノーマルから性能を向上したユニットはS(シークレット)、既存の機体からユーザー募集で採用された独自配色に加えて性能・スキルを若干変化されたU(ユニーク)が段階分けされている(例:AランクのレアユニットはARランク。BランクのシークレットユニットはBSランク。ユニークについてはBのユニーク、BRのユニークのいずれであってもBUランクとなる。)。基本的に性能が高いほどランクとコストも高い。また、日本版にはユニークは存在しない。

ランクとは別に各ユニットには属性が設定されており、かつてはグー・チョキ・パーの何れかの属性がユニットに割り当てられていたが、現在では同属性は撤廃され機体能力と武装構成を反映した近距離・中距離・遠距離属性が設定されているに留まり、それぞれに優劣は存在しない。 全ての機体は経験値を得ることでレベルアップを果たし、それによって開放されるカスタムパーツと呼ばれる機体特性を変化させるパーツを取り付けることでカスタマイズすることが出来る。 カスタムパーツは攻撃型・機動型・防御型・バランス型に分類されており、プレイヤーはこの類型を一つ選び、そこに含まれるカスタムパーツを装備することになる。類型を超えたカスタムパーツの装備は出来ず、これによって機体は攻撃型・機動型・防御型・バランス型に分類されることになる。 これらの類型間には優劣が存在し、それぞれの機体がそれぞれの他機体から受ける被ダメージ量に対して有利な補正が働くようになる。またバランス型と全くカスタムパーツを装備していない機体には補正が働かない。

この他ミッション報酬やポイント交換等によって得られるペイントやステッカーと呼ばれるアイテムにより、ユニットの配色を変更したり特定箇所にステッカーを貼り付ける等のカスタマイズを行える。

これにより個性的な配色やステッカーを持つオリジナルのユニットを作り上げる事が可能である。(極一部の機体のみペイント・ステッカー不可のユニットも存在する)


  1. ^ [韓国ゲーム事情#438]韓国で「Gオンライン」改め「SDガンダム・カプセルファイター」発表会 4Gamer.net https://www.4gamer.net/news/history/2005.11/20051117171815detail.html
  2. ^ 「SDガンダムカプセルファイターオンライン」2010年春に日本でサービス開始! http://japan.gamespot.com/gamespot/news/story/0,3800075348,20408948,00.htm GameSpot Japan 2010年2月19日
  3. ^ 「SDガンダム カプセルファイター オンライン」,新機能ほか追加要素を実装して本日(6月17日)17時より正式サービス開始。各種キャンペーン実施も https://www.4gamer.net/games/024/G002482/20100617020/
  4. ^ http://www.sdgundamcfo.jp/member/notice/contents.aspx?num=1477&weeeple=1
  5. ^ http://www.sdgundamcfo.jp/event/autumn/update_info.aspx


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