Resource Description Framework
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/08 23:30 UTC 版)
Resource Description Framework(リソース・ディスクリプション・フレームワーク、RDF、日: 資源記述の枠組み[1][2])は、元はメタデータのデータモデルを記述するための枠組みとしてデザインされたWorld Wide Web Consortium (W3C) の仕様の一つ。さまざまな文法やデータのシリアライズ形式を使って、ウェブのリソースに実装された情報を概念的に記述したり、モデリングしたりするための一般的な手法として使われるようになった。ナレッジマネジメントのアプリケーションでも使われている。RDFは、セマンティック・ウェブを実現するための技術的な構成要素の1つとなっており、代表例としてLinked Open Dataがある。RDF は1999年にW3C勧告となり[3]、RDF 1.0 仕様が2004年に[4]、RDF 1.1 仕様が 2014年に発行された[5]。
注釈
出典
- ^ 高速Webにおける標準化に関する調査研究委員会 (1999年8月). “資源記述の枠組み(RDF) モデル及び構文規定”. 日本規格協会情報技術標準化研究センター. 2019年3月28日閲覧。
- ^ セマンティクWeb委員会 (2002年3月). “セマンティックWeb(次世代Web)の紹介” (pdf). p. 5. 2019年3月28日閲覧。
- ^ “Resource Description Framework(RDF) Model and Syntax Specification : W3C Recommendation 22 February 1999”. W3C (MIT, INRIA, Keio). 2018年7月14日閲覧。
- ^ “Resource Description Framework(RDF) Model and Syntax Specification : Newest Version”. W3C (MIT, INRIA, Keio). 2018年7月14日閲覧。
- ^ “RDF 1.1 is a W3C Recommendation”. W3C (2014年2月25日). 2021年9月12日閲覧。
- ^ 電子ネットワーク協議会. “Resource Description Framework(RDF) Model and Syntax Specification”. W3C (MIT, INRIA, Keio). 2018年7月14日閲覧。
- ^ 電子ネットワーク協議会 (1998年8月11日). “著作権について”. W3C (MIT, INRIA, Keio). 2018年7月15日閲覧。
- ^ “Revision: 1.9, N-Triples W3C RDF Core WG Internal Working Draft” (2001年9月6日). 2018年7月15日閲覧。
- ^ “Latest version, N-Triples W3C RDF Core WG Internal Working Draft”. 2018年7月15日閲覧。
- ^ Berners-Lee, Tim (2018年5月30日). “Revision: 1.153, Notation 3 Logic — An early draft of a semi-formal semantics of the N3 logical properties”. 2018年7月15日閲覧。
- ^ “Turtle - Terse RDF Triple Language” (2011年3月28日). 2018年7月15日閲覧。
- 1 Resource Description Frameworkとは
- 2 Resource Description Frameworkの概要
- 3 構造
- 4 例
- 5 供給例
- Resource Description Frameworkのページへのリンク