RISKY (アルバム) 収録曲

RISKY (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/06 02:46 UTC 版)

収録曲

CD
全作詞: 稲葉浩志、全作曲: 松本孝弘、全編曲: 松本孝弘・明石昌夫
#タイトル作詞作曲・編曲時間
1.「RISKY」稲葉浩志松本孝弘
2.「GIMME YOUR LOVE -不屈のLOVE DRIVER-」稲葉浩志松本孝弘
3.「HOT FASHION -流行過多-」稲葉浩志松本孝弘
4.EASY COME, EASY GO! -RISKY Style-」稲葉浩志松本孝弘
5.愛しい人よGood Night...稲葉浩志松本孝弘
6.「HOLY NIGHTにくちづけを」稲葉浩志松本孝弘
7.「VAMPIRE WOMAN」稲葉浩志松本孝弘
8.「確かなものは闇の中」稲葉浩志松本孝弘
9.「FRIDAY MIDNIGHT BLUE」稲葉浩志松本孝弘
10.「It's Raining...」稲葉浩志松本孝弘
合計時間:

楽曲解説

  1. RISKY
    本作の表題曲であるインストゥルメンタル
    稲葉の台詞で曲が終了し、同時に次の曲へ移る。
    アルバムの構成を考えた上でこの曲が1曲目になった[注 3][要出典]
  2. GIMME YOUR LOVE -不屈のLOVE DRIVER-
    本作の制作過程で終盤に完成した曲。[要出典]
    歌詞は贅沢な年上の女性に好かれようと努力している男が描かれており、アレンジはすぐに決まったという。[要出典]
    7thアルバム『The 7th Blues』に収録の「未成年」のエンディング部分で、ギターのフレーズの一部が流用されている。[要出典]
    22ndシングル『Calling』には、1997年のツアー『B'z LIVE-GYM Pleasure '97 "FIREBALL"』の東京ドーム公演のライブ音源が収録され、『B'z LIVE-GYM Hidden Pleasure 〜Typhoon No.20〜』には同ツアーの別公演の映像が収録されている。
    シングル曲の「Easy Come, Easy Go!」を除き、本作収録曲の中ではライブ演奏回数が最も多い。
    2008年のツアー『B'z LIVE-GYM 2008 "ACTION"』以降暫く演奏されていなかったが、2020年の無観客配信ライブ『B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-』のDay1で約12年ぶりに演奏された[6][7]
    2015年のツアー『B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-』ではアンコールラストナンバーで演奏された「愛のバクダン」のラストのセッションでこの曲のリフを弾いている。[要出典]
  3. HOT FASHION -流行過多-
    稲葉は「テーマは自分自身」と述べている。[要出典]
    歌詞中の「ランボオ」とはアルチュール・ランボーのこと。[要出典]
    PVはニューヨークで撮影された。
    発売当時は頻繁に演奏されており、1993年の『B'z LIVE-GYM Pleasure '93 "JAP THE RIPPER"』以降は長らく演奏されていなかったが、2007年のツアー『B'z SHOWCASE 2007 -19-』、『B'z SHOWCASE 2007 -B'z In Your Town-』 で約14年ぶりに演奏された。
  4. EASY COME, EASY GO! -RISKY Style-
    6thシングルのアルバムバージョン。
    ジェイソン・コーサロによってミックスされたもので、シングルバージョンとの違いは全体的(特にドラム)に臨場感が出て、曲の最後のサックスが目立っている。[要出典]
    元々はシングルバージョンよりこちらの方が先に完成していたが、シングル化する際に「曲の音がハード過ぎる」という意見が出たため[要出典]エンジニアの野村昌之によってリミックスされたものがシングルリリースされた。
  5. 愛しい人よGood Night...
    7thシングル。上記の通り、本作の収録曲として制作されたが、この曲のタイアップ先のドラマの関係者が気に入ったため、急遽シングルカットされた[8]
  6. HOLY NIGHTにくちづけを
    B'zとして初のクリスマスソングだが、クリスマスに限定しているわけではない。[要出典]
    メンバーによると「HOLY NIGHT」は「特別な夜」を意味しており、「モータウン風な曲」。[要出典]
    メロディは2ndアルバム『OFF THE LOCK』の頃から存在していた。[要出典]
    B'z LIVE-GYM "Pleasure '91"』で初演奏された。
  7. VAMPIRE WOMAN
    歌詞は主人公の男が女性(バンパイア・ウーマン)を誘うが、やがてその魅力に夢中にされていくという設定。
    主人公の声を稲葉が、女性の声を坪倉唯子が担当。坪倉はレコーディング中に稲葉の台詞に笑ってしまった。[要出典]
    諺や慣用句を捻った歌詞や韻を踏んだ歌詞が特徴的。松本曰く、「最初はギター・リフを中心としたヘヴィ・メタル風の曲だったがぜんぜん駄目だった。でもある日突然にハウスでやってみようというアイデアが浮かび試してみると上手くいった」。[要出典]
    後にZ'bとしてセルフカバーした。
    1995年のツアー『B'z LIVE-GYM Pleasure '95 "BUZZ!!"』では演出付きで演奏される予定だったが、代わりに「LOVE PHANTOM」が新しく制作された経緯がある[9][10]
    1991年から翌年にかけて行われたツアー『B'z LIVE-GYM '91〜'92 "IN THE LIFE"』以降長らく演奏されていなかったが、2009年のツアー『B'z SHOWCASE 2009 -B'z In Your Town-』で約17年ぶりに演奏された。[要出典]
  8. 確かなものは闇の中
    本作の制作過程で最初に完成した曲。
    歌詞のアイデアは松本によるもの。また、普通ならギターで演奏する部分をあえてサックスに変更した。[要出典]
    ライブ未演奏。
  9. FRIDAY MIDNIGHT BLUE
    歌詞は、稲葉がたまたま乗り合わせたタクシードライバーから聞いた話を元に作られた[11]。松本のお気に入りの歌詞のひとつ。
    1992年のツアー『B'z LIVE-GYM Pleasure '92 "TIME"』以降長らく演奏されていなかったが、2008年のツアー『B'z LIVE-GYM 2008 "ACTION"』で約16年ぶりに演奏された。[要出典]
  10. It's Raining...
    曲のほとんどが稲葉による語りで構成されている[12]
    会話部分を稲葉は半分寝転んで煙草を吸いながらレコーディングをした[12]
    稲葉は「色々な意味でアルバムで一番ヘヴィーな曲かも」と述べている。松本はこの曲を思いついた時に「何ていいアイデアだと思った。自分で自分のアイデアに酔ったね。」とコメントしている。[要出典]
    歌詞カードにはサビ部分の歌詞しか記載されていない。
    ライブでは未演奏だが、アルバムツアーのエンディングSEとして使用された。[要出典]
  11. HOT FASHION -流行過多- (LIVE ver.)
    台湾盤、香港盤にのみ収録されているボーナストラック。音源は過去の映像作品のもの。
  12. EASY COME, EASY GO! (LIVE ver.)
    台湾盤、香港盤にのみ収録されているボーナストラック。音源は過去の映像作品のもの。

タイアップ

シングル曲については各作品の項目を参照


注釈

  1. ^ B'zは1stアルバムから3rdアルバムまで、アルバムとその中に収録されているシングルを同時発売する販売方式をとっていたが、本作以降からこの販売方式は行われなくなった。
  2. ^ シングルでは『Easy Come, Easy Go!』から
  3. ^ 過去のアルバムはすべてシングルが1曲目だった。本作以降、シングルが全体の1曲目になるアルバムは存在しない。

出典

  1. ^ 日本レコード協会 ミリオン以上認定作品」『The Record』第442号、日本レコード協会、1996年9月1日、4頁。 
  2. ^ 『music freak magazine & Es Flash Back B'z XXV Memories I』エムアールエム、2013年、251頁。 
  3. ^ MUSIC FREAK MAGAZINE - B'z Dictionary(「限定」の項)”. エムアールエム. 2011年6月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月6日閲覧。
  4. ^ “【オリコン“平成セールス”ランキング】シングルはSMAP、アルバムは宇多田ヒカルが1位 “平成No.1”アーティスト別セールスのB’zからはコメント到着”. ORICON NEWS (オリコン). (2019年4月11日). https://www.oricon.co.jp/confidence/special/52827/ 2020年4月5日閲覧。 
  5. ^ “B'z、アルバム全20作品をアナログ化。大型エキシビションで販売”. rockin'on.com (ロッキング・オン). (2018年3月22日). https://rockinon.com/news/detail/174432 2018年11月10日閲覧。 
  6. ^ “ヒット曲連発のB'z無観客ライブ「5 ERAS」開幕!ファンへの感謝と仲間との絆を伝える”. 音楽ナタリー (株式会社ナターシャ). (2020年11月2日). https://natalie.mu/music/news/403133 2020年11月3日閲覧。 
  7. ^ “【レポート】B'z、5週連続無観客配信ライブ<-5 ERAS 8820- Day1>に大いなる感動「みなさんの胸に届くように」”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2020年11月2日). https://www.barks.jp/news/?id=1000191657 2020年11月3日閲覧。 
  8. ^ 「BH 90年11月号」より
  9. ^ 佐伯明『B'z ウルトラクロニクル』ソニー・マガジンズ、2003年、151-152頁。 
  10. ^ 『Treasure : B'z Chronicle 1988〜1998 10th anniversary special issue』ROOMS RECORDS、1998年9月20日、76頁。 
  11. ^ 『Treasure : B'z Chronicle 1988〜1998 10th anniversary special issue』ROOMS RECORDS、1998年9月20日、20頁。 
  12. ^ a b 『music freak magazine & Es Flash Back B'z XXV Memories I』エムアールエム、2013年、177頁。 





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