Mark 8 (核爆弾) Mark 8 (核爆弾)の概要

Mark 8 (核爆弾)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/11/06 12:23 UTC 版)

Mark 8 / W8
Mark 8 核爆弾
タイプ 核爆弾(Mark 8)/核弾頭(W8)
開発国 アメリカ合衆国
配備先 アメリカ空軍
アメリカ海軍
開発・生産
開発期間 -1951年(Mark 8)
-1955年(W8開発中止)
生産期間 1951年-1953年(Mark 8)
配備期間 1952年-1957年
生産数 40発(Mark 8)/なし(W8)
要目
核出力 25-30kt
弾頭 核分裂弾頭(ガンバレル方式)
直径 14.5インチ(Mark 8)
長さ 116-132インチ(Mark 8)
重量 3,230-3,280ポンド(Mark 8)
  

概要

Mark 8はガンバレル方式の核爆弾である。外形は細長い形状をしており、地中貫通爆弾として、硬化目標攻撃用に設計されていた。Mark 8の貫通能力は粘土質では37m、砂質では27m、鉄筋コンクリートでは6.7m、装甲板では13cmとなっていた。

大きさは、胴体直径14.5インチ、長さはサブタイプにもよるが116から132インチ。重量は3,230から3,280ポンドで、核出力は25から30ktであった。遅延信管を用い、核物質には高濃縮ウランを用いている。生産数は40発。

レギュラス艦対地ミサイル用にW8核弾頭の開発計画があったが、これは1955年に開発が中止されている。

Mark 8の成功を受けて、改良型のMark 11が開発された。そのほか、Mark 8を基に軽量核爆弾としてMark 10の開発が検討された。

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