GUITARFREAKS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/21 06:13 UTC 版)
プレイスタイルメニュー
プレイスタイルメニューを活用すると、ゲームを遊ぶ上で、様々な要素を自分好みにカスタマイズできる。
プレイスタイルメニューは、以下の3つの方法で呼び出すことが可能。
- エントリー画面(セッションの可否を選択する画面)でBを押しながらSTARTボタンを押す
- 曲選択画面でGを3回押す
- 曲選択直後、画面が暗転するまでSTARTボタンを押しっぱなしにする
とくにエントリー画面で呼び出した場合は、e-AMUSEMENT PASS使用時ならカードにプレイスタイルを保存でき、以降は同じプレイスタイルで遊ぶことができる。 なお、このメニューにあるプレイスタイルは、曲選択画面でピッキングレバーを8回入力するとすべて初期状態に戻される(V3以前は10回入力)。
プレイスタイルメニューで設定できるのは、以下の要素。
- スクロールスピード(SPEED)
- シーケンスが流れる速さ。標準の速さは「×1.0倍速」となる。
- 現在(V4以降)は×0.5倍速〜×20.0倍速まで、0.5刻みで変更が可能(×10.0倍速まで。×10.0倍速の次は×20.0倍速となる)。×0.5倍速と×20.0倍速は、V4では特定の条件を満たす必要があった。
- 10thMIX〜V3は×1.0倍速〜×10.0倍速(×10.0倍速は「MAX」と表記される)、9thMIX以前は×1.0倍速〜×7.0倍速、6thMIX以前は×1倍速〜×7倍速(変更幅は1刻み)、3rdMIX以前は×1倍速・×3倍速(ファストフロー)・×6倍速(スーパーファストフロー)の三段階のみ。
- コマンドは8thMIX〜V3がG3回押し、7thMIX以前はR→G→B→ピッキング2回。現在はプレイスタイルメニューでのみ変更できる。また4thMIX以降は、プレイ中にSTARTボタンを押しながらRを押すと1段階減速、Bを押すと1段階加速できる。
- HIDDEN/SUDDEN/STEALTH
- HIDDENはバーが判定ラインの手前で見えなくなってしまう(もちろんタイミング通りに弾かなければならない)。第1作より存在。
- SUDDENはバーが見えない状態で出現し、判定ラインの手前で突然見えるようになる。2ndMIXより導入される。
- なお、HIDDENとSUDDENは併用でき、その場合は判定ラインの手前でほんの一瞬だけバーが見えるようになる(完全に見えなくなることはない)。
- STEALTHは譜面が完全に見えなくなる。V4より導入されたが、V4では特定の条件を満たす必要があった。
- DARK
- 背景やエキサイトゲージ、判定ラインなどが見えなくなる。ただしエキサイトゲージが減少したときの演出は表示される。プレイが難しくなる反面、レーンの背景が見えなくなるためバーが見やすくなる効果もある。11thMIXより導入。
- V4からは、従来のDARKは「DARK FULL」となり、そこから判定ライン・小節の区切り線などが見えるようになる「DARK HALF」という新たなスタイルが追加された。
- REVERSE
- 通常は下から上へ移動するバーが、上から下に移動するようになる(判定ラインも画面下側に移動)。
- POSITION
- タイミングの判定(「PERFECT」「POOR」など)の表示位置を、「通常(レーンの上)」「クリップの上」「消去」のいずれかに変更できる。なお、プレイ中でもSTARTボタンを押しながらGを押すたびに切り替えられる。
- COMBO
- コンボ数の表示のON/OFFを切り替えられる。
- AUTO
- AUTO NECKとAUTO PICKの2種類から選べる。AUTO NECKはネックボタンの操作を自動でしてくれる(プレイヤーはピッキングだけすればよい)ようになり、AUTO PICKは逆にピッキングを自動でしてくれる(プレイヤーは運指だけ合わせればよい)。難度が著しく下がるため、このオプションを付けてクリアした場合はクリアマークが青色になり、スキルポイントの達成率も0になる。
- 元は家庭用のトレーニングモードで使用できたオプションである(家庭用ではAUTO NECKがPICKING ONLY、AUTO PICKがFINGERING ONLYとなっている)。アーケード版でもV5から「LIGHT」と入れ違いに登場。
- RANDOM
- RANDOM、SUPER RANDOM、HYPER RANDOMを設定できる。RANDOMは一小節単位でバーのR/G/Bがランダムで入れ替わる。SUPER RANDOMは一つのバーごとにR/G/Bがランダムで入れ替わる(バーの本数までは変わらない)。HYPER RANDOMはSUPER RANDOMの効果に加えバーの本数そのものが変わる(譜面が変わるとも表現できる)。
- GRAND PRIXでは基本的に使用できない。また、BATTLEでは相手と同じものを選んだときのみ有効となる。
- RISKY
- RISKY 4、RISKY 2、RISKY 1を設定できる。設定回数POORもしくはMISSを出すとSTAGE FAILEDとなる(ただしゲームオーバーにはならず次のステージへ進む)。V3まで存在したHAZARDに似ているが、空ピックでもゲージが減少する点が大きく異なる。このオプションを使用してSTAGE FAILEDとなった場合、EXTRA STAGEを出現させた場合でもEXTRA STAGE専用新曲(赤文字表記)が表示されなくなる。V4〜V5に存在したEXTRA STAGE専用旧曲(紫文字表記)の出現には影響しない。
- LEFT
- 左利きプレイヤー用にバーの並び順を逆(通常RGBの順になっているところをBGR)にする事ができる。
- SHUTTER
- レーン下部にシャッターが出現し、バーが見えなくなる。シャッターの表示範囲は10%単位で指定可能。
- beatmaniaIIDXの「SUDDEN+」と同様のオプションであるが、調整単位が10%刻みと粗いことや、プレイ中の微調整ができないことから、SUDDEN+ほどは普及していない。
- 過去存在したプレイスタイル
- HIGH SPEED EDITION
- 曲そのものが2倍速なるモード。特定の曲のみ選択可能。ピッチまで変わり、非常にタイミングが取りづらい。第1作と2ndMIXで存在。
- BATTLE MODE
- 1P側と2P側の譜面が同じになる。6thMIXまでは同じ曲でも1Pと2Pで譜面が異なっていたため存在していたコマンド。
- SCREEN
- レーンに衝立が出現し、バーが見えなくなる。STEALTHオプションに似ているが、こちらは画面に現れた時点と弾く直前がわずかに見える。
- BRANCH
- 最初はGのバーが出現し、判定ラインの手前で本来のR/G/Bに枝分かれする、「バーの数とタイミングがわかるSUDDEN」とも言えるプレイスタイル。8thMIXと9thMIXで存在。
- ITEM
- 「ゲームプレイの詳細」で述べた回復アイテムを使用するかどうかの設定。OFFにすると、回復アイテムを持っていてもゲージがゼロになるとゲームオーバーとなる。
- LITTLE
- ボタン3つの譜面を2ボタン(R/Bのみ)にする物。10thMIXで「LIGHT」と入れ違いに廃止。
- LIGHT
- 本来バーのないところでピックレバーを操作してしまうとMISSとなってしまうが、このオプションを付けるとバーのないところでピックレバーを操作してもMISSにならない。ただし、このオプションを使用すると、獲得できるスキルポイントが通常の半分になる。10thMIXで「LITTLE」と入れ違いに登場し、V5で「AUTO NECK/AUTO PICK」と入れ違いに廃止。
- HAZARD
- JUDGEMENTの一つで、1人プレイ専用オプション。2回POORもしくはMISSを出すとSTAGE FAILEDとなる(ただしゲームオーバーにはならず次のステージへ進む)。クリアに成功すると8310点(点数はハザードとの掛詞)のボーナスが入り、曲選択画面でHAZARDクリアマークが表示される。V2とV3で存在したが、LIGHTと同様に空ピックをしてもMISSにならなくなるためフルコンボが通常より簡単になってしまうという問題があったためにV4で廃止された。
- ^ 『GuitarFreaksXG3』と『DrumManiaXG3』のサントラCD、本日発売!ファミ通公式サイト
- ^ a b c ファミ通No.555 1999年8月6日号 33ページ
- ^ ギタドラ!GuitarFreaks 4th MIX & DrumMania 3rd MIX まとめ (PS2) / ファミ通.com
- ^ a b “Guitar Freaks (Import) Review”. GameSpot (1999年12月7日). 2018年7月26日閲覧。
- ^ a b “Guitar Freaks Append 2nd Mix (Import) Review”. GameSpot (2000年4月26日). 2018年7月26日閲覧。
- ^ a b “Guitar Freaks 3rd Mix & DrumMania 2nd Mix Import Review”. GameSpot (2000年12月22日). 2018年7月26日閲覧。
GITADORA
(GUITARFREAKS から転送)
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GITADORA(ギタドラ)は、2013年2月14日よりコナミアミューズメントが発売しているギター/ドラムシミュレーションの音楽ゲームである。GITADORA GuitarFreaks( - ギターフリークス)とGITADORA DrumMania( - ドラムマニア)の2作品で構成される。BEMANIシリーズの1つである。
- ^ 「ギタドラ」の名称は2001年9月20日に発売されたPlayStation 2移植作『ギタドラ! GUITARFREAKS 4thMIX & drummania 3rdMIX』のタイトルにも使用されている。
- ^ ただし、レベル表記はGITADORAの4桁表記となり、OPEN-BASICとOPEN-ADVANCEDは収録されず、MASTER(GUITAR)譜面がOPEN-EXTREMEとなっている。
- ^ Re:EVOLVEまではPERFECT評価85%、最大コンボ数15%
- ^ 該当する楽曲は「一網打尽」(GUITAR)のMASTERのみ。
- ^ Tri-Boostまでは薄黄
- ^ ネームがグラデーションアニメになる
- ^ 10月以前に設定を変更するとコナミから店舗に注意がくるような仕様だったため。
- ^ “GuitarFreaksXG3 & DrumManiaXG3”. e-AMUSEMENT GATE. 2016年12月14日閲覧。
- ^ a b “4Gamer.net ― タイトル/キーワード検索 GITADORA”. www.4gamer.net. 2020年4月10日閲覧。
- ^ “GITADORA EXCHAIN”. KONAMI コナミアーケードゲーム製品・サービス情報サイト. 2020年4月10日閲覧。
- ^ “GITADORA NEX+AGE”. KONAMI コナミアーケードゲーム製品・サービス情報サイト. 2020年8月7日閲覧。
- ^ “ギタドラシリーズ最新作「GITADORA FUZZ-UP」稼働開始。演奏の強制終了が廃止になり,一定時間貸し切りにできるモード登場”. www.4gamer.net (2022年12月15日). 2022年12月17日閲覧。
- 1 GITADORAとは
- 2 GITADORAの概要
- 3 概要
- 4 従来シリーズからの変更点
- 5 旧作楽曲
- 6 脚注
固有名詞の分類
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