Adobe-Japan1とは? わかりやすく解説

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Adobe-Japan1

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/26 13:47 UTC 版)

Adobe-Japan1(アドビジャパンワン[1][2]、略称: AJ1, A-J1)は、アドビが定めた日本語の文字コレクション(文字集合)で、フォントメーカー各社の製品が準拠するDTP市場のデファクトスタンダードとなっている[3]。2019年時点で八つの追補があり、最新のAdobe-Japan1-7は、2万3060グリフ(字形、文字)を収録する。収録する全ての文字にCID(Character IDentifier, Character ID)と呼ばれる一連の識別番号を振る。


  1. ^ 『一〇〇年目の書体づくり : 「秀英体平成の大改刻」の記録』大日本印刷、2013年 ISBN 978-4-88752-257-2 138ページ
  2. ^ 『デジタル大辞泉』「Adobe-Japan1」項 コトバンク『デジタル大辞泉』「Adobe-Japan1」項
  3. ^ モリサワ フォント用語集「文字セットとAdobe Japan」
  4. ^ Ken Lunde著、小松章・逆井克己訳『CJKV 日中韓越情報処理』オライリー・ジャパン、2002年 ISBN 9784873111087、293ページ
  5. ^ モリサワ フォント用語集「文字コレクション」
  6. ^ OTFパッケージの利用で可能。
  7. ^ OCFフォントのグリフはCIDを持たないが、グリフの内訳はAdobe-Japan1-0と等価
  8. ^ jfonts_Topics - ウェイバックマシン(2016年3月4日アーカイブ分)
  9. ^ a b ヒラギノのPro(バージョン7.11以降)/ ProNは、Adobe-Japan1-5(Pr5 / Pr5N)に対応する。ヒラギノOpenTypeのFAQ - 千都フォントより。
  10. ^ Adobe-Japan1-7 文字コレクション 追補 6:Adobe-Japan1-6によると、CID+20958は「NTTのフリーダイアル記号〔ママ〕」とされているが、「グリフを使用する権利を有する、または、その許諾を受けているフォント開発者だけが、それを CID+20958 に割り当てることが可能」であり、それ以外の場合には仮グリフとして全角スペースになっている。
  11. ^ Adobe-Japan1-7 文字コレクション OpenType/CFF フォント命名規則
  12. ^ Adobe-Japan1-4 & APGS実践情報
  13. ^ Adobe-Japan2-0
  14. ^ The Adobe-Japan1-6 Character Collection 60ページ
  15. ^ Adobe-GB1
  16. ^ Adobe-CNS1
  17. ^ Adobe-KR





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