AMAスーパークロス AMAスーパークロスの概要

AMAスーパークロス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/25 07:09 UTC 版)

2004年
Monster Energy AMA Supercross
カテゴリ オートバイ
国・地域 United States
開始年 1974年
クラス 450SX, 250SX East, 250SX West, KTM Junior
コンストラクター ホンダ
ヤマハ
カワサキ
スズキ
KTM
ハスクバーナ
ガスガス
ライダーズ
チャンピオン
チェイス・セクストン
チーム
チャンピオン
チームHRC
公式サイト www.supercrossonline.com

モンスターエナジーがタイトルスポンサーとなり、1~5月に開催される。

概要

スタジアムなどに大量の土砂を搬入して人工的に作られた1周約1分程度のコースで争われる。コース自体も大規模な3連ジャンプやウォッシュボードセクション[注 1]、リズムセクションなど、通常のモトクロスでは見かけることが少ないショーアップ要素を含んだコースとなっている。

使用されるモトクロッサーは基本的にAMAモトクロスのものと変わらないが、サスペンションのセッティングは固くする傾向にある。AMAモトクロスとは異なり市販されていないプロトタイプマシンの出走は禁止されているが、市販化を前提としてAMAに事前に申請した場合、1シーズンに限り特例としてプロトタイプマシンの参加が許される。2015年現在、この特例を用いて出走し、勝利したのは1997年のラスベガスにおけるダグ・ヘンリーのみである[注 2]

1990年代後半からAMAモトクロスでは4ストロークエンジンの優位性が認められていくが、AMAスーパークロスではコース特性の違いから、瞬発力に優れた2ストロークエンジンが00年代半ばまで猛威を振るい続けた[1]

スーパークロスはAMAが本場であり、2003年から2007年まではカレンダーの大部分をFIMスーパークロス世界選手権と共有されており、さらに2008年から2021年までは完全に同じカレンダーで、AMAスーパークロスにFIM世界選手権が掛けられている状態だった。

5〜8月開催のAMAモトクロスとは開催時期がズレているため、望めば両方に参加できるようになっている。同様にモトクロス世界選手権全日本モトクロス選手権を戦うライダーがシーズンオフのトレーニングとしてスポット参戦することも多い。

2023年9月から、AMAスーパークロス/AMAモトクロスの上位者による最強決定戦「AMAスーパーモトクロス選手権」(SMX)が開催されている。

なおスーパークロスはスタジアム内だが空は開放されているため実質的には屋外であり、天井付きで完全に屋内で行われるモトクロスは「AMAアリーナクロス選手権」が存在する。

クラス

ManuRivas AMASupercross(2010年)
  • 450ccクラス(旧スーパークロス、250ccクラス)
    4ストローク450cc/2ストローク250ccのマシンによるクラス。選手権のメインクラス。全米選手権として開催されている。
  • 250ccクラス(旧スーパークロスライツ、125ccクラス)
    4ストローク250cc/2ストローク125ccのマシンによるクラス。東地区と西地区に分かれて開催されており、最終戦のイースト・ウェスト・ショーダウン(旧シュートアウト)で、両地区のトップライダーが直接対決する。

ポイント

1位=25、2位=22、3位=20、4位=18、5位=16、6位=15、7位=14、8位=13、9位=12、10位=11、11位=10、12位=9、13位=8、14位=7、15位=6、16位=5、17位=4、18位=3、19位=2、20位=1

ポイントリーダーは赤い背景のゼッケンを使用する。




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