麻雀のローカル役 二同刻

麻雀のローカル役

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/07 17:49 UTC 版)

二同刻

二同刻(りゃんどーこー)は、2種類の数牌で同じ刻子(槓子)を作れば成立する役。両同刻ともいう。2飜だが、必ず対々和が複合するため実質4飜。鏡同和と違い食い下がりはない。鏡同和の対々和バージョンと言える。

(例)

萬子で2と7の刻子、筒子でも2と7の刻子を作っている。牌姿から、「ダブルデート」「アベック対々」と俗称されることもある。中国麻雀には双同刻という似た役があるが、双同刻は同じ数字の2組の刻子によって成立する役であり、二同刻とはやや定義が異なる。

小タテ

小タテ(しょーたて)は、萬子・筒子・索子の同じ数字の数牌で刻子を2つ作り、もう1種を雀頭にした場合に成立する役。喰い下がりなしの2飜[b 17]

(例)   

主に北海道地方で採用されているローカル役で[b 17]、三色同刻の小三元バージョンである[b 17]。この牌姿の場合であがれば三色同刻になり、であがった場合は小タテになる。小タテを採用する場合、三色同刻は3飜として扱う[b 17]

五心通貫

五心通貫(うーしんつうかん)は同種の数牌で123、46、789と揃え5のカンチャン待ちで和了した一気通貫。1飜。

(例)   

三色通貫

三色通貫(さんしょくつうかん)は萬子筒子索子の三種類の数牌を使って一気通貫を構成する面子を作ったときに成立する役。門前2飜、食い下がり1飜[g 2]三色一通(さんしょくいっつー)、混一気通貫(ほんいっきつうかん)と呼ばれることもある。

(例)

中国麻雀の花竜(ふぁろん、ほぁろん)に相当。日本では満貫が最高点だった時代に1飜役として知られていた古役である[b 18]。しかし現在では一部のゲームソフトでオプションとして採用される程度である[g 2]

単竜

単竜(たんろん)とは、三色通貫(花竜)を単騎待ちであがったときに成立する役。三色通貫の上位役という扱いで、三色通貫とは複合しない。門前役。花竜からの派生役だが、中国麻雀には存在しない役である。

(例)   (単騎待ちで和了)







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