麻雀のローカル役 麻雀のローカル役の概要

麻雀のローカル役

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/30 07:07 UTC 版)

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麻雀のローカル役(マージャンのローカルやく)では、現在の日本の標準的な麻雀において正規には採用されていないが、一部のローカルルールで採用されている役、およびかつて採用されていた役を一覧する。各種ローカル役の由来や起源はさまざまであるが、本家中国麻雀に由来する役、日本で独自に考案されてある程度広まった役、アメリカや台湾など海外の麻雀に由来し日本に輸入された役などにおおむね分類できる。古い中国麻雀に由来する役のことを古役(こやく)と言うこともある。

以下に一覧するローカル役の大多数は、標準的なルールではほとんど採用されない。しかし一部の役満に関しては、各種オンライン麻雀において現在もなお採用されている。それぞれの採用状況の違いについては、本稿下部の#採用状況節を参照のこと。

三連刻

三連刻(さんれんこー)は、連続する3刻子(槓子)を含む和了形を作った時に成立する役。2飜。三連ポン[b 1]とも呼ばれる。

(例)   

しかし、 (例2)   ロン という形は、平和、断么九、一盃口にも取ることができる。

四連刻

四連刻(すーれんこー)は、連続する4刻子(槓子)を含む和了形を作った時に成立する役。役満。

(例)   

三連刻と四連刻をまとめて連刻役と言う。

中国麻雀では一色四節高の名称で正式に認められている。

人和

人和(れんほう、レンホー)は、子が自身の第1ツモ以前にロン和了することで成立する役。後段のまとめを見て分かる通り、ローカルルールの中では採用されることの多い役である。地和と同じく、ロン和了の前にチー・ポン・カンがあった場合は無効となる(役がない場合はチョンボとなる)。天和地和と同じく役満とするルール、倍満もしくは跳満、満貫とするルールがあり場所によって値段の取り決めにバラつきが見られる。また、雀荘などではそもそも人和を採用していない場合も多く、事前に確認しておいたほうが良い。人和を採用しないルールでロンをかけた場合、役なしのチョンボを取られる可能性すらある。

大車輪

筒子の2から8までを2枚ずつ使った門前清一色断么九平和二盃口を役満としたもの。

(例)

かつては筒子の1から7までを揃えた形(次節小車輪の節に例示されている形)が大車輪とされていた[w 1][b 2]。現在の定義は上記例示のような「2から8まで」で、一部のオンライン麻雀では正規の役満として採用されている[n 1][n 2]。(後掲の#採用状況節も参照)

なお、大車輪が採用されていない場合でも、清一色+断么九+平和+二盃口=11飜なので、三倍満は確定。ドラがあるか立直と1役(ツモ一発など)が絡むと数え役満になる。

また、聴牌時で大車輪が確定することはなく、待ち牌が何であろうと低目の和了の可能性がある。







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