青山雅幸
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活動・主な国会質疑
当選後は財務金融委員会委員として活動。第203回国会からは財務金融委員会のほか、厚生労働委員会、科学技術・イノベーション推進特別委員会委員を併任、現在に至る[45]。
厚生労働委員会
2021年4月23日の厚生労働委員会では、新型コロナウイルス感染症患者の広域輸送について菅義偉内閣総理大臣に質疑を行った。菅総理はこれに対し「医療提供体制がひっ迫するなかで、都道府県の壁にこだわることなく国を挙げて対応していくべきというのは、私も同じ考え方であり、貴重な提案に感謝申し上げたいと思います」と答弁した[46]。同年6月11日の同委員会では、田村憲久厚生労働大臣が、オンラインでの知事会意見交換会において自ら患者の広域搬送の件を投げかけたことを明らかにし、「委員とのお約束でもございますのでこれから知事会の方としっかりとどのような形で体制を組めるか検討して参ります」と述べた[47]。同年6月4日の同委員会では、社会的距離政策等の行動制限の有効性について政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長に質疑を行った。これに対し尾身会長は「十九世紀的な方法をまだ使っているというのが今」「ITの技術、検査の技術、ワクチン、下水道、それから二酸化炭素、こういうようなものをフルに活用して」「せっかくあるテクノロジー、サイエンス、これをもうフルに活用、日本はそれができると思うので、これは全力で政府に予算も含めてやっていただければと思います。」と述べ、科学技術を活用した感染拡大の抑制を図るべきとの考えを示した[48]。
この補助金は、予算規模は2,693億円という大規模なもので、医療機関が新型コロナ患者の受入れを表明すると、1病床あたり最大1950万円の補助金が支払われるという制度でるが、補助金を受け取りながらコロナ患者の受入れをしていない医療機関があることが日経に報道された。青山は、会計検査院に対し、過去の類似した事例ではどのような指摘となったかを確認し、この事業の建付け自体に甘いところがあるため、事後的な検査をしっかり行っていただきたい旨を申し入れた。
次に、補助金を受け取っている医療機関のコロナ患者受入れ状況の実態調査について、厚生労働省が「厚労省は調査していないしやる予定もない。東京都がやると聞いているがいつやるかも把握していない。」としていることについて、田村大臣に見解を問いただした。田村は、まずは都道府県の調査を待った上でということにはなるが、長期間コロナ患者を受け入れてないようなケースは補助金の意図に反しているものであるから、きちんと対処していくと述べた[49]。田村は退任直前の10月1日、各自治体に実態調査と不適正な医療機関からは補助金返還を求める通知を発出した[50]。
国土交通委員会
2021年4月14日の国土交通委員会ではリニア中央新幹線のトンネル工事に関連する水問題について質疑を行い、調査が不十分であることを指摘。工事に先立ち、コアボーリング、透水試験等、必要な調査を行うことを求めた。赤羽一嘉国土交通大臣は「プロセスについて透明性がないようなことは、それは認めるわけにいかないので、しっかりとした対応をしてもらう」と明確に述べ、その上で有識者会議の議論を進めるべきとの見解を示した[51]。
文部科学委員会
文部科学委員会では2回にわたり(2021年5月26日、同年6月9日)、児童生徒の運動時のマスク着用の危険性について質疑を行っている。萩生田光一文部科学大臣は「マスクを着用して運動を行う際は、十分な呼吸ができなくなるリスクや熱中症になるリスクがあります。そのため、運動時は体へのリスクを考慮し、マスクの着用は必要ないこと、特に、呼気が激しくなる運動を行う際や、気温、湿度など高い日には、十分な感染症対策を講じた上でマスクを外すことについて、先月二十八日に、改めて学校や学校の設置者に対して通知をさせていただきました。」と答弁し、運動時のマスクは不要との見解を明確に示した[52]。
注釈
出典
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- ^ “厚生労働委員会で質疑を行いました。 | 青山まさゆき(雅幸)公式ウェブサイト”. www.aoyama-masayuki.com. 2022年6月3日閲覧。
- ^ “コロナ病床確保に向けた補助金、「正当な理由」なくコロナ患者受け入れない場合は返還を―厚労省”. GemMed | データが拓く新時代医療 (2021年10月3日). 2022年6月3日閲覧。
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- ^ “2021年6月9日文部科学委員会議事録”. 衆議院. 2021年7月21日閲覧。
- ^ 維新議員の人生深堀り企画!青山雅幸編〜国会のブラックジャック!?〜 日本維新の会 - YouTube。
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