陽はまた昇るから
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/04 23:45 UTC 版)
背景・リリース
2022年2月22日、「陽はまた昇るから」が映画『クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』の主題歌に決定したことと、シングル『陽はまた昇るから』が4月20日に発売されることが発表された[4]。緑黄色社会が映画主題歌を担当するのは、『初恋ロスタイム』の「想い人」、『都会のトム&ソーヤ』の「アーユーレディー」に次いで3作目であり、アニメ映画の主題歌は初となる[5]。
テレビ朝日のプロデューサーである佐野敬信は、緑黄色社会の音楽が「力強くて透明感がある」と言われることから、パワフルでピュアな野原しんのすけと相性バッチリなのでは?
と勝手に思っていたと語っている[4]。緑黄色社会は、『クレヨンしんちゃん』の漫画やアニメを見て育っていたことから、映画の主題歌を手がけることについて「本当に光栄で、とにかく嬉しかった」とコメントしている[6]。楽曲には、しんちゃんにもきっと寂しい時だったり、悲しいことがある。そんな気持ちにより添える楽曲にしたい
という思いが込められており、『クレヨンしんちゃん』にちなんだフレーズも含まれている[4]。同日に本作が使用された映画の予告編が公開された[7]。
3月20日、シングルの詳細およびジャケットビジュアルが発表された[8]。シングルは、「初回生産限定盤(CD+Blu-ray Disc)」、「初回限定クレヨンしんちゃん盤(CD)」、「通常盤(CD)」の3形態で発売される[4]。初回生産限定盤と通常盤のジャケットは、地球型の模型をベースとしたデザインで、初回限定クレヨンしんちゃん盤のジャケットは、映画のテーマである「家族愛」にちなみ、緑黄色社会のメンバーと野原一家が集合写真の撮影を行なっている様子が描かれたデザインになっている[8]。初回生産限定盤には、2021年12月11日[9]にWOWOWで放送された『WOWOW×緑黄色社会 Special Live "PRISM"』の映像を収録したBlu-rayが付属[8]。
2022年4月6日に放送された『緑黄色社会・長屋晴子のオールナイトニッポンX』で「陽はまた昇るから」[10]、4月13日に放送された同番組で「時のいたずら」が初オンエアとなった[11]。4月10日に「陽はまた昇るから」の先行配信が開始された[12]。
- ^ “緑黄色社会、5thシングル『陽はまた昇るから』収録内容&ジャケット・ヴィジュアル公開”. Skream!. 激ロックエンタテインメント (2022年3月20日). 2022年4月15日閲覧。
- ^ “緑黄色社会が映画『クレヨンしんちゃん』最新作の主題歌を書き下ろし、シングルリリースも決定”. ぴあエンタメ情報. ぴあ (2022年2月22日). 2022年4月15日閲覧。
- ^ “出演者”. ドデスカ!. 名古屋テレビ放送. 2024年4月5日閲覧。
- ^ a b c d “緑黄色社会、映画「クレヨンしんちゃん」主題歌担当に”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2021年2月22日). 2021年2月22日閲覧。
- ^ “緑黄色社会、新曲「陽はまた昇るから」が『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』主題歌に”. SPICE. イープラス (2022年2月22日). 2022年2月23日閲覧。
- ^ “緑黄色社会の新曲「陽はまた昇るから」が『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』主題歌に”. OTOTOY (2022年2月22日). 2022年2月22日閲覧。
- ^ 【4月22日(金)公開‼】『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』予告. 東宝. 22 February 2022. 2022年2月22日閲覧。
- ^ a b c “緑黄色社会「映画クレヨンしんちゃん」主題歌シングルの詳細発表”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2022年3月20日). 2022年3月20日閲覧。
- ^ 『WOWOWオリジナルライブ「緑黄色社会 Special Live“PRISM”」12/11(土)放送・配信!これに先駆けライブ写真公開!12/6~11までの夜6:00にドキュメンタリー映像など配信!』(プレスリリース)WOWOW、2021年12月3日 。2022年3月29日閲覧。
- ^ “『緑黄色社会・長屋晴子のANNX』、いよいよスタート! 新曲「陽はまた昇るから」もフルサイズで初OA”. THE FIRST TIMES. ソニー・ミュージックマーケティングユナイテッド、ソニー・ミュージックソリューションズ、THE FIRST TAKE (2022年4月4日). 2022年4月13日閲覧。
- ^ 長屋晴子の2022年4月13日 午後0:27のツイート、202-04-13閲覧。
- ^ “「陽はまた昇るから」先行配信スタート!”. 緑黄色社会 | ソニーミュージックオフィシャルサイト. ソニー・ミュージックエンタテインメント (2022年4月10日). 2022年4月13日閲覧。
- ^ a b 小松香里(インタビュアー:小松香里)「緑黄色社会「この曲で大人になる不安を取り除いてあげられたら」映画「クレヨンしんちゃん」主題歌をリリース」『WEBザテレビジョン』、KADOKAWA、1頁、2022年4月20日 。2022年4月27日閲覧。
- ^ a b 天野史彬(インタビュアー:天野史彬)「緑黄色社会は今を生きている、映画「クレヨンしんちゃん」主題歌に込めた子供たちへのメッセージ」『音楽ナタリー』、ナターシャ、1頁、2022年4月20日 。2022年4月27日閲覧。
- ^ a b 小松香里(インタビュアー:小松香里)「緑黄色社会「この曲で大人になる不安を取り除いてあげられたら」映画「クレヨンしんちゃん」主題歌をリリース」『WEBザテレビジョン』、KADOKAWA、2頁、2022年4月20日 。2022年4月27日閲覧。
- ^ a b c d 天野史彬(インタビュアー:天野史彬)「緑黄色社会は今を生きている、映画「クレヨンしんちゃん」主題歌に込めた子供たちへのメッセージ」『音楽ナタリー』、ナターシャ、2頁、2022年4月20日 。2022年4月27日閲覧。
- ^ 小松香里(インタビュアー:小松香里)「緑黄色社会「この曲で大人になる不安を取り除いてあげられたら」映画「クレヨンしんちゃん」主題歌をリリース」『WEBザテレビジョン』、KADOKAWA、3頁、2022年4月20日 。2022年4月27日閲覧。
- ^ a b “緑黄色社会、9月に初の日本武道館ワンマン・ライヴを2デイズ開催決定。本日4/20発売のニュー・シングル『陽はまた昇るから』より「時のいたずら」オフィシャル・ビデオ公開”. Skream!. 激ロックエンタテインメント (2022年4月20日). 2022年4月27日閲覧。
- ^ a b 天野史彬 (2022年4月19日). “時の中を凛と佇む-『陽はまた昇るから』緑黄色社会”. rockin'on.com. ロッキング・オン. 2022年4月27日閲覧。
- ^ a b 小松香里(インタビュアー:小松香里)「緑黄色社会「この曲で大人になる不安を取り除いてあげられたら」映画「クレヨンしんちゃん」主題歌をリリース」『WEBザテレビジョン』、KADOKAWA、5頁、2022年4月20日 。2022年4月27日閲覧。
- ^ “緑黄色社会『陽はまた昇るから』Official Video / Ryokuoushoku Shakai - Hiwa Mata Noboru Kara” (2020年4月15日). 2022年4月15日閲覧。
- ^ “緑黄色社会、新曲「陽はまた昇るから」MV公開。本日出演の"Mステ"ではクレヨンしんちゃんとのコラボでTV初披露”. Skream!. 激ロックエンタテインメント (2022年4月15日). 2022年4月15日閲覧。
- ^ 田向潤の2022年4月16日 午前1:55のツイート、2022年4月16日閲覧。
- ^ 小川智宏 (2022年4月23日). “緑黄色社会、『映画クレヨンしんちゃん』にもたらす深みと希望 忘れたくない気持ちを歌った力強いポップソング”. Real Sound. blueprint. 2022年4月27日閲覧。
- ^ 陽はまた昇るから (ブックレット). 緑黄色社会. Epic Records Japan. 2022. ESCL 5650。
- ^ “オリコン週間 シングルランキング 2022年04月18日〜2022年04月24日 11〜20位”. ORICON NEWS. oricon ME. 2022年4月27日閲覧。
- ^ “緑黄色社会の合算シングル売上TOP7作品”. ORICON NEWS. oricon ME. 2024年3月5日閲覧。
- ^ “オリコン週間 アニメシングルランキング 2022年04月18日〜2022年04月24日”. ORICON NEWS. oricon ME. 2022年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月27日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Hot 100 | Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2022年4月27日). 2022年4月27日閲覧。
- ^ “Billboard Japan Top Download Songs | Charts”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク (2022年4月27日). 2022年4月27日閲覧。
- 陽はまた昇るからのページへのリンク