耐震基準 諸外国における耐震基準

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耐震基準

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/07 13:09 UTC 版)

諸外国における耐震基準

アメリカ

アメリカは構造設計基準IBC(International Building Code)で基本的な方針を規定。実際の設計に用いる詳細な荷重規定はASCE 7および AISC(鋼構造)、ACI(コンクリート構造)を参照する仕組みとなっている。

  • ACI規準はBuilding Code Requirements for Structural Concrete and Commentary
  • ASCE規準はMinimum Design Loads for Buildings And Other Structures

カナダ

カナダはCSA(Canadian Standard Associations)を参照。実際の設計に用いる詳細な荷重規定は各々州の規定を参照する。

  • CAN/CSA-S16-01:鋼構造建築物の設計(英語:Limit States Design of Steel Structure)
  • CAN/CSA-A23.3-04:コンクリート造建築物の設計

ヨーロッパ

ヨーロッパ統一規準であるEurocodeは以下の仕組みとなっている。なお、荷重については各国のNational Annexを参照する。

  • Eurocode 0:構造設計の基本
  • Eurocode 1:構造物への作用
  • Eurocode 2:コンクリート造建築物の設計
  • Eurocode 3:鋼構造建築物の設計
  • Eurocode 4:合成構造建築物の設計
  • Eurocode 5:木造建築物の設計
  • Eurocode 6:組積造建築物の設計
  • Eurocode 7:地盤基礎の設計
  • Eurocode 8:構造物の耐震設計

中国

中国における構造設計規準は以下の仕組みとなっている。

  • GB50009-2012:建築物の構造設計における荷重規定
  • GB50010-2010:コンクリート造建築物の設計
  • GB50011-2010:建築物の耐震設計
  • GB50017-2003:鋼構造建築物の設計

設計用地震動は再現期間が50年と2500年の2つが定められている。


  1. ^ 河角廣、『わが國における地震危險度の分布』 Journal of architecture and building science 66(773), 3-8, 1951-04-20, NAID 110003778860
  2. ^ 発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針(旧)
  3. ^ 発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針(新)


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