第87回凱旋門賞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/17 03:23 UTC 版)
レース結果
レース展開
スタート後はペースメーカー役のレッドロックキャニオンが逃げ、他は馬群となりスキャパレリやザンベジサンが先行し、最後尾のゲッタウェイまで大きく途切れず縦長の展開となった。
フォルスストレートを過ぎるまでは大きな順位の変動は無く、フォルスストレートを終え最後の直線付近で逃げていたレッドロックキャニオンが力尽き、スキャパレリが一時先頭に立つが残り350メートル付近でイッツジーノとソルジャーオブフォーチュンが激しい先頭争いをみせたが、残り200メートル付近で後方から伸びてきたザルカヴァが2頭を交わし、そのまま優勝した。
日本のメイショウサムソンはスタートで後手を踏んだもののすぐさま前方へ進出。しかし、直後に進路をふさがれ馬が頭を上げるほどの不利を受けて後方へ後退し、道中の位置取りは後方から4頭目で、結局ザルカヴァの直後を追走する形となった。最後の直線では内側に位置取り、間を割って伸びかけたところに、玉突き事故のようにザルカヴァにはじかれてよれてきた馬と接触しこれが響いてか伸びきれずに10着という結果に終わった。
レース着順
着順 | 馬番 | ゲート番 | 競走馬名 | タイム及び着差 |
---|---|---|---|---|
1 | 16 | 1 | ザルカヴァ | 2:28.80 |
2 | 1 | 3 | ユームザイン | 2馬身 |
3 | 6 | 9 | ソルジャーオブフォーチュン | 1/2(同着) |
9 | 2 | イッツジーノ | ||
5 | 12 | 8 | ヴィジョンデタ | 1馬身 |
6 | 3 | 15 | アスク | クビ |
7 | 7 | 14 | デュークオブマーマレード | アタマ |
8 | 11 | 7 | ゲッタウェイ | 1馬身 |
9 | 15 | 16 | チマデトリオンフ | 1馬身 |
10 | 5 | 4 | メイショウサムソン | 短アタマ |
11 | 13 | 12 | カムジン | 2馬身1/2 |
12 | 8 | 5 | ペイパルブル | 1馬身1/2 |
13 | 4 | 10 | スキャパレリ | 4馬身 |
14 | 14 | 6 | ブルーブレジル | 3馬身 |
15 | 2 | 11 | ザンベジサン | 10馬身 |
16 | 10 | 13 | レッドロックキャニオン | 大差 |
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- ^ 凱旋門賞開催で問われた国際ルールの協調(フランス)[開催・運営] - ジャパン・スタッドブック・インターナショナル、2013年1月12日閲覧
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