福岡県 歴史

福岡県

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/11 16:48 UTC 版)

歴史

地名の由来

地名「福岡」は、かつて筑前国域を治めていた黒田氏が築城した福岡城[5](福岡城の由来は黒田氏ゆかりの備前福岡岡山県瀬戸内市)に因むという説が有名だが、ゆかりの地としては関係が希薄なため、福崎の丘陵地に築城したため福岡城としたという説もある。)と言われている。

古代

福岡県は中国大陸朝鮮半島に近いという地理的条件の影響を受け、古代より多くの交易または侵略の歴史に富んでいる。

福岡に最初に人が現れたのは旧石器時代後期であり[6]、その時代の遺跡としては糸島市の大原D遺跡、久留米市の野口遺跡等が上げられる。

縄文時代福岡平野の大部分が海底にあり、福岡県内の縄文遺跡の分布は遠賀川流域[7] と糸島半島に集中している。 弥生時代稲作が日本で最初に伝来した地といわれている。

魏志倭人伝』によれば現在の福岡市西区・糸島市の辺りに伊都国が存在し、現在の福岡市博多区の辺りに奴国が存在したと伝えられている。奴国については、江戸時代に志賀島の農民により金印が発見され、実在が確認されている。また同書に書かれている中国の皇帝から「親魏倭王」の金印を授かった女王卑弥呼が統治した邪馬台国も福岡県など北部九州に存在したとする説が唱えられているが、これについては近畿地方にあったとする説と真っ向から対立しており、いわゆる「邪馬台国論争」となっており現在も解明されていない(両説に含まれない他地域にあったとする研究者も少なからず存在する)。

天智朝の初め頃(660年代の初め)に、白村江の戦い(はくすきのえのたたかい)に敗れ、新羅の連合軍が来襲するやも知れないとして九州の防備を固めるためや管轄のために大宰府が置かれた[8]大伴旅人山上憶良菅原道真が有名である。

日本の文献に記述される時代になると、筑紫国豊国があったようである。7世紀末に筑紫国は筑前国と筑後国に、豊国は豊前国豊後国に分割された。現在の福岡県の県域は律令制における筑前国・筑後国の全域と、豊前国の一部である。

中世

近世

近・現代




注釈

  1. ^ 高速船で2時間55分。鹿児島市までの距離と同等で大阪より近い。現在福岡市は釜山市と超広域経済圏を形成する構想がある。
  2. ^ 特別区を含めた基礎自治体の総数では、東京都に次いで第5位である。
  3. ^ 2018年12月1日より無料化された。
  4. ^ 放送区域には熊本県荒尾市を含む。
  5. ^ 熊本県荒尾市に跨る。
  6. ^ 沖ノ島には一般人は立ち入ることができない。

出典

  1. ^ 九州地方の東西南北端点と重心の経度緯度 国土地理院 2013年3月19日閲覧
  2. ^ 市区町村の役所・役場及び東西南北端点の経度緯度(世界測地系) 国土地理院 2013年3月19日閲覧
  3. ^ 我が国の人口重心 -平成22年国勢調査結果から- 統計局 2013年3月19日閲覧
  4. ^ 福岡管区気象台-天気のはなし
  5. ^ 山本博文『あなたの知らない福岡県の歴史』江澤隆志、2012年、105頁。ISBN 9784800300218
  6. ^ 発掘が語る福岡の歴史”. 福岡市博物館. 2013年1月5日閲覧。
  7. ^ 芦屋の歴史”. 芦屋町. 2018年4月10日閲覧。
  8. ^ 県史40『福岡県の歴史』野澤伸平、1997年、42頁。ISBN 4-634-32400-8
  9. ^ 総理府地震調査研究推進本部地震調査委員会『日本の地震活動 -被害地震から見た地域別の特徴- 追補版』株式会社実業公報社、1999年、320頁。
  10. ^ 文化庁ホームページ政策分野(2015年5月29日)
  11. ^ 古代日本の「西の都」〜東アジアとの交流拠点〜
  12. ^ 気象庁大雪に関する福岡県気象情報第13号(2016年1月25日)(2016年2月1日時点のアーカイブ
  13. ^ 福岡管区気象台発表「平成28年1月23日から25日にかけての九州・山口県の大雪と低温について」(2016年1月27日)
  14. ^ “寒波で水道管破損、九州4県で自衛隊派遣を要請”. YOMIURI ONLINE (読売新聞社). (2016年1月26日). オリジナルの2016年1月26日時点におけるアーカイブ。. http://archive.is/20160126103335/http://www.yomiuri.co.jp/national/20160126-OYT1T50110.html 
  15. ^ “寒波、10万世帯超断水 大牟田など13市町 水道管破裂相次ぐ”. 西日本新聞 (西日本新聞社). (2016年1月26日). オリジナルの2016年1月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160126150135/http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/220725 
  16. ^ “九州の寒波、生活を直撃 福岡・大牟田は市内全域で断水”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社). (2016年1月26日). http://www.asahi.com/articles/ASJ1V2QV3J1VTIPE004.html 2016年12月18日閲覧。 
  17. ^ 福岡ソフトバンクホークス ファーム本拠地 「HAWKSベースボールパーク筑後」、本日竣工!”. プレスリリース. 福岡ソフトバンクホークス (2016年3月15日). 2016年12月18日閲覧。
  18. ^ 東九州自動車道(椎田南IC〜豊前IC間)は平成28年4月24日(日曜)に開通します”. ニュースリリース. 西日本高速道路 九州支社 (2016年2月16日). 2016年2月16日閲覧。
  19. ^ G7北九州エネルギー大臣会合(EMM)”. 経済産業省 資源エネルギー庁. 2016年12月18日閲覧。
  20. ^ “「山・鉾・屋台」無形遺産に 博多山笠や戸畑祇園など九州5件も ユネスコが決定”. 西日本新聞 (西日本新聞社). (2016年12月1日). オリジナルの2016年12月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20161201092826/http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/292821 2016年12月18日閲覧。 
  21. ^ 「山・鉾・屋台行事」のユネスコ無形文化遺産登録(代表一覧表記載)について”. 文化庁(2016年12月1日). 2017年2月13日閲覧。
  22. ^ ミクニワールドスタジアム北九州グランドオープン”. 北九州市市民文化スポーツ局スポーツ部スポーツ振興課. 2017年3月12日閲覧。
  23. ^ 気象庁発表「平成29年7月5日から6日に九州北部地方で発生した豪雨の命名について」(2017年7月19日)
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  25. ^ 今般の豪雨の名称について”. 気象庁(2018年7月9日). 2018年7月11日閲覧。
  26. ^ a b 福岡高等裁判所「庁舎移転及び業務開始日のお知らせについて」(2018年6月6日)
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  37. ^ 首相官邸 新型コロナウイルス感染症に関する安倍内閣総理大臣記者会見(2020年5月4日)
  38. ^ 緊急事態宣言 39県で解除 安倍首相が表明 新型コロナウイルス - NHKNEWSWEB、2020年5月14日配信
  39. ^ 首相官邸 新型コロナウイルス感染症に関する安倍内閣総理大臣記者会見(2020年5月14日)
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  46. ^ IV くらしと生活環境 (PDF) (2015年10月28日時点のアーカイブ) - 埼玉県庁
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