物部韓国氏 概要

物部韓国氏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/29 05:00 UTC 版)

概要

饒速日命の六世孫・伊香我色雄命の後裔の人物が、武烈天皇の時代・6世紀の初期頃に、韓国(朝鮮半島か中国かは不明)に派遣された[1]。帰国後、天皇に復命した際、韓国連の姓を賜った[1]。(以上、『新撰姓氏録』)[1]

氏名は、祖・物部塩児物部木蓮子の孫、物部目の子)が武烈天皇の時代に朝鮮に渡ったことが由来であるとされ、『続日本紀延暦9年11月条に、韓国連源等が「源等先祖塩児,以父祖奉使国名故改物部連為韓国連」と主張したことが記されている。

本貫地は、中世以降、「唐国」と記されている[1]。『和泉市史』などは、現在の唐国町と推測している[1][2]

参考文献

  • 和泉市史編纂委員会 編『和泉市史』 第一巻、大阪府和泉市役所、1965年11月1日。NDLJP:3030411 (要登録)



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