無罪 not proven

無罪

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/13 14:38 UTC 版)

not proven

スコットランドの裁判では判決が3通りある。conviction(有罪)、not guilty(無罪)の2つは日本やその他の国々と同じだが、この他にnot proven(証拠不十分)というものがあり、not guiltyと同様に被告は釈放となる。著名な事件ではマドレイン・スミス(Madeleine Smith)による愛人毒殺事件の裁判でnot provenの判決が下されている。

灰色無罪

疑わしいにもかかわらず証拠不十分などのために言い渡される無罪判決は、灰色無罪と俗称される[8][9][10][11]。灰色無罪は、真犯人の判明やDNA鑑定などで証明された完全無罪とは本質的に異なるが、法律の上で両者を区別する規定はない。

灰色無罪の例

完全無罪の例

参照

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  1. ^ a b 三井誠、酒巻匡『入門刑事手続法 第6版』有斐閣、2014年、227頁
  2. ^ a b c d 『歴史学事典 9 法と秩序』弘文堂、2002年、363頁
  3. ^ a b c d e f g 『歴史学事典 9 法と秩序』弘文堂、2002年、364頁
  4. ^ a b 渡辺直行『刑事手続法 補訂版』成文堂、2011年、337頁
  5. ^ a b c 三井誠、酒巻匡『入門刑事手続法 第6版』有斐閣、2014年、232頁
  6. ^ 渡辺直行『刑事手続法 補訂版』成文堂、2011年、350頁
  7. ^ 広辞苑大辞林
  8. ^ 『法学研究』第49巻p.50(慶應義塾大学法学部法学研究会、1976年)
  9. ^ 菊田幸一『死刑廃止・日本の証言』(三一書房、1993年)p.52
  10. ^ 野村二郎『日本の検察』(日本評論社、1977年)p.69
  11. ^ 松下竜一『松下竜一その仕事』(河出書房新社、1999年)p.102
  12. ^ 久保田誠一『グレイゾーン―O.J.シンプソン裁判で読むアメリカ』(文藝春秋、1997年)
  13. ^ 『諸君』1996年第28巻21頁
  14. ^ 『架橋』2008年3月号、平山咲子「北方事件・たった一人の支援 ― 田崎以公夫さんのライフ・ヒストリー ―」30頁
  15. ^ 『文藝春秋』1996年第74巻338-344頁
  16. ^ 『道新today』2001年7月号「城丸君事件無罪なら恵庭OL事件は真っ白だ」
  17. ^ 『週刊FLASH』2014年11月25日号
  18. ^ 『赤旗』2012年4月29日付「陸山会事件判決 識者の声 黒に近い灰色判断」
  19. ^ 『再審通信』第100号、笹森学「菅家さんに「完全無罪」─足利事件に再審無罪判決」
  20. ^ a b 犯罪事件研究倶楽部『日本凶悪犯罪大全 SPECIAL』
  21. ^ 公開シンポジウム 「志布志事件とメディア」―なぜ「架空の事件」を見抜けなかったのか―
  22. ^ 『朝日ジャーナル』1988年、第30巻、第13~18号95頁


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