滑稽列伝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/06 16:21 UTC 版)
太史公は、「世俗に流されず、威勢や利得を争わず、上にも下にも拘泥することなく、それで人も害を受けない。よって、その道が広く行き渡った。そのゆえに『滑稽列伝第六十六』を作った」と述べている。
現行本の『史記』には、褚小孫による付記として、漢の武帝代の郭舎人、東方朔、再び淳于髠、漢の武帝代の王先生、魏の文侯代の西門豹の伝が続いている。
関連項目
現代語訳
- 福島吉彦訳「滑稽列伝」『新・ちくま文学の森 13 世界は笑う』筑摩書房、1995年 ISBN 4480101330
参考文献
- 大室幹雄 『滑稽:古代中国の異人(ストレンジャー)たち』 評論社、1975年(のち、岩波書店〈岩波現代文庫〉、2001年、ISBN 978-4-00-600069-1)
- 1 滑稽列伝とは
- 2 滑稽列伝の概要
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