正午
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/26 09:49 UTC 版)
正午(しょうご)とは、地方時において、天球上を一定の速さで動くと考えた平均太陽が地平線より上で子午線を通過(正中:南中または北中)する時刻をいう。地方時における昼の正12時を指す[1]。
- ^ 正午 「視太陽時では太陽が南中するとき、平均太陽時では午前12時(お昼の12時)のこと。」、天文学辞典、(社)日本天文学会
- ^ 正午 「午後12時(真夜中、午前0時)は正子(しょうし)という。かつて十二支を使って時刻を表していたことに由来し、それぞれ午の正刻、子の正刻という意味である。」、天文学辞典、(社)日本天文学会
- ^ “明治五年太政官布告第三百三十七号(改暦ノ布告)”. 2019年12月30日閲覧。
- ^ “暦Wiki/要素/1日とは?/1日の始まり”. 国立天文台暦計算室. 2019年12月30日閲覧。
- ^ 日本天文学会編「雑報 天文時の廢止」(PDF)『天文月報』第17巻第12号、日本天文学会、東京府北多摩郡三鷹村、1924年12月、187頁、ISSN 0374-2466、NCID AN00154555、NDLJP:3304053、2014年1月12日閲覧。
- ^ グリニッジ標準時#天文時の廃止
- ^ 同様に、「午後12時」は「正午から12時間後」を、「午前0時」は「正午より12時間前」を意味する。時刻としては同じ瞬間であるが、その時刻の属する日付は異なる[要出典]。
- ^ 例えば、「午前10時から午後0時まで」は誤りではないにせよ、違和感を持たれる場合がある。「午前10時から午前12時まで」の方が好ましい。同様に「昼休みは午前12時から午後1時まで」よりも「午後0時から午後1時まで」の方が好ましい。また、「午前11時から午前12時30分」ではなく「午前11時から午後0時30分」の方が好ましい。
- ^ 英米では午前12時台は「子夜からその12時間後まで」、午後12時台は「正午からその12時間後まで」を指す。このため、時計メーカーでは、輸出の関係で、デジタル時計の12時間表示を英米式に合わせているものが多い。
- ^ “午前12時? 午後0時?”. 情報通信研究機構周波数標準課. 2019年12月30日閲覧。
- ^ “質問4-1)正午は午前12時?それとも、午後12時?”. 国立天文台. 2019年12月30日閲覧。
- ^ パナソニック[リンク切れ]
- ^ “放送での時刻の伝え方・言い方 | ことば(放送用語) - 放送現場の疑問・視聴者の疑問 | NHK放送文化研究所”. www.nhk.or.jp. 2023年11月26日閲覧。
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