機帆船 機帆船の概要

機帆船

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/03 06:09 UTC 版)

昭和初期の鮪釣漁船第二昭和丸
昭和初期の鮪釣漁船第二昭和丸の図面
オーストラリア海軍所属「ワイアット・アープ(en)」。1919年進水の元ノルウェー木造貨物船で、帆装は非常用。

蒸気船の開発後も、信頼性や燃料節約のために初期の蒸気船の多くは帆装を残していた。しかし、次第に蒸気機関の力だけで航行する船が多くなっていった。他方で沿岸航路の貨物船漁船などの小型船では、引き続き帆装が残されて機帆船も利用された。搭載機関は初期のものはレシプロ式蒸気機関、後には焼玉機関が多く、ディーゼルエンジンも使用された。帆装型式はスクーナー型やラガーen:Lugger)型などが見られた。

現代の帆船の多くは無風時の推進と船内機器の電源としてディーゼルエンジンなどを搭載しているが機帆船と呼ぶことはなく、帆船、モーターヨット、ヨットクルーザー、セーリングクルーザーなどと呼ばれる。




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