機動戦士ガンダム 水星の魔女
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関連メディア
外伝作品は後述する。
特番
- まだ間に合う!『機動戦士ガンダム 水星の魔女』スペシャル特番[185][186]
- 第6話放送の翌週にTBS系列・AT-Xにて放送。第1話から第6話を振り返る内容となっており、グエル・ジェターク役の阿座上洋平がダイジェストナレーションを務める[187]。
- 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』第1クール前半戦振り返りSP[185]
- TBS系列での上記特番放送後にYouTubeにて配信。第1話から第6話を振り返る内容のトーク番組で、番組内ではOPアーティストのYOASOBIのメンバーがインタビュー出演した。出演はマフィア梶田、阿部麻美、市ノ瀬加那(スレッタ・マーキュリー役)、Lynn(ミオリネ・レンブラン役)。
- まだまだ間に合う!『機動戦士ガンダム 水星の魔女』スペシャル特番[3]
- 2023年3月5日にYouTubeにて配信。第7話から第12話を振り返る内容となっており、シャディク・ゼネリ役の古川慎がダイジェストナレーションを務める。
- 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』Season2放送直前特番[3][188]
- 2023年4月2日にTBS系列、同年4月11日にAT-Xにて順次放送。Season1を振り返る内容となる。ダイジェストナレーションは池田秀一。
- Season2もまだ間に合う!『機動戦士ガンダム 水星の魔女』スペシャル特番[189]
- 2023年5月14日にTBS系列にて放送。第13話から第17話を振り返る内容となっており、プロスペラ・マーキュリー役の能登麻美子がダイジェストナレーションを務める。
BD / DVD
巻 | 発売日[190] | 収録話 | 規格品番 | |
---|---|---|---|---|
BD | DVD | |||
Season1 | ||||
1 | 2023年3月24日 | 第1話 - 第3話 | BCXA-1822 | BCBA-5135 |
2 | 2023年4月26日 | 第4話 - 第6話 | BCXA-1823 | BCBA-5136 |
3 | 2023年5月26日 | 第7話 - 第9話 | BCXA-1824 | BCBA-5137 |
4 | 2023年6月28日 | 第10話 - 第12話 | BCXA-1825 | BCBA-5138 |
Season2 | ||||
1 | 2023年9月27日 | 第13話 - 第15話 | BCXA-1826 | BCBA-5139 |
2 | 2023年10月27日 | 第16話 - 第18話 | BCXA-1827 | BCBA-5140 |
3 | 2023年11月22日 | 第19話 - 第21話 | BCXA-1828 | BCBA-5141 |
4 | 2023年12月22日 | 第22話 - 第24話 | BCXA-1829 | BCBA-5142 |
小説
- ゆりかごの星
- 大河内一楼による小説作品。オープニングテーマ「祝福」を制作するにあたり、原作小説として書き下ろされた[191]。2022年10月2日より公式サイトにて公開され[56]、同年11月13日には市ノ瀬加那による朗読がYouTubeにて公開された[192]。
- 物語は本編開始前の時間軸を舞台としており、ガンダム・エアリアルの目線でスレッタの成長を綴った物語となっている[191]。
- 小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女
- 『月刊ガンダムエース』にて2023年1月号(2022年11月26日発売)より連載中[193]。小説は本編でSF考証を担当した高島雄哉が執筆し、カバーイラストを林絢雯、挿絵イラストを高木秀英がそれぞれ担当する。
- 「PROLOGUE」およびテレビアニメ本編の内容をもとにしたノベライズ作品。小説を担当した高島は小説版について、「本編とは設定が異る」旨の但し書きを入れるようなノベライズにはしたくなかったとし、アニメ版では描き切れなかった裏設定を小説に反映させたり、小説で掘り下げた設定をアニメ版に反映させたりして、原作であるアニメ版に可能な限り寄せた翻案作品を志向していると語っている[194]。単行本には小説内で説明しきれなかったキーワードに関する用語集や[195]、オリジナルキャラクターも登場する書き下ろしエピソードが収録され[196]、アニメ本編では尺の都合で描き切れなかった、アスティカシア学園での生活の様子といった裏設定を盛り込んでいる[197]。
登場人物(小説)
- ユーシュラー・ミルザハニ
- 金髪が眩しいミオリネの幼なじみ。磁性流体技術で有名なラングランズ社のCTO(最高技術責任者)を務める。少し体が弱いため、ハロ搭載の移動支援ステッキを持ち歩いている。曽祖母から相続したフロント「ラピスガーデン」にスレッタとニカ、チュチュを招待し、ミオリネの花婿の座を賭けてスレッタに決闘を挑む[91]。
- ヤヤ・フルーネフェルト
- ユーシュラーの執事兼ボディーガード。多くの格闘技をマスターしている[91]。その優秀さはユーシェタスから「何かと厄介」だと警戒されている。
- ユーシェタス・ミルザハニ
- ユーシュラーの双子の兄で、ラングランズ社のCEO。妹と同じくミオリネとも旧知。MSパイロットでもあり、ジェターク社と関係を結び、自社の磁性流体塗料で金色と白色に塗装されたディランザに搭乗する。いずれは自社の技術でエアリアルを超えるMSの開発を目論む[198]。
- グレイス・チェイン
- チェイン光学研究所の所長。数多くの科学分野で業績を挙げており、宇宙望遠鏡によるフロントにぶつかりそうな小惑星の発見に取り組んでいる。株式会社ガンダムとの業務提携を望む。後にユーシュラーのラングランズ社を含めた3社業務提携の申し出を受け入れ、それを「プロジェクト・アステリズム」と名付ける[72]。
- レンヴァス・クアイン
- ユーシュラーの婚約者で、ユーシェタスの友人。レンヴァス家は代々宇宙議会連合の幹部の家系で、ラングランズ社と宇宙議会連合の関係強化を目指すユーシェタスが結婚を推し進めている[72]。
登場メカ(小説)
- ディランザ ラングランズコーティング
- ユーシェタス専用のディランザ。ジェターク社から提供された機体を、ラングランズ社独自のカラーリングに塗り変えている[199]。
- ウィタリクス
- ラングランズ社製の新型機。開発にはジェターク社が協力しており、フレームはほぼディランザのものとなっている。株式会社ガンダム、チェイン光学研究所との3社業務提携の際はユーシュラーが搭乗し、宇宙望遠鏡を使った観測を手掛けた。カラーリングは水色。設定上の武装はビームライフルと大型のシールドを装備する[200]。
既刊一覧
- 高島雄哉(著)・矢立肇、富野由悠季(原作) 『小説 機動戦士ガンダム 水星の魔女』 KADOKAWA〈角川コミックス・エース〉、既刊3巻(2023年11月25日現在)
- 2023年2月25日発行(同日発売[201])、ISBN 978-4-04-113146-6
- 2023年6月26日発行(同日発売[71])、ISBN 978-4-04-113495-5
- 2023年11月25日発行(同日発売[72])、ISBN 978-4-04-114268-4
Webラジオ
- 『機動戦士ガンダム 水星の魔女〜アスティカシア高等専門学園 ラジオ委員会〜』(2022年10月9日 - 2024年1月21日 、音泉) - 市ノ瀬加那(スレッタ・マーキュリー役)・Lynn(ミオリネ・レンブラン役)によるWebラジオが毎週日曜日に配信[202]。1月21日の最終回はYouTube「ガンダムチャンネル」にて生配信された[203]。
特別番組
- 『機動戦士ガンダム 水星の魔女〜アスティカシア高等専門学園 ジェターク寮ラジオ〜』(2022年12月18日、2023年5月14日) - 阿座上洋平(グエル・ジェターク役)・大塚剛央(ラウダ・ニール役)が出演[204][205]。
- 『機動戦士ガンダム 水星の魔女〜アスティカシア高等専門学園 地球寮ラジオ〜』(2023年2月26日、8月27日、9月24日) - 2月26日回は榎木淳弥(マルタン・アップモント役)・畠中祐(ヌーノ・カルガン役)[206]、8月27日回は宮本侑芽(ニカ・ナナウラ役)・富田美憂(チュアチュリー・パンランチ役)[207]、9月24日回はKENN(オジェロ・ギャベル役)、天﨑滉平(ティル・ネイス役)、稲垣好(リリッケ・カドカ・リパティ役)、島袋美由利(アリヤ・マフヴァーシュ役)が出演[208]。
- 『機動戦士ガンダム 水星の魔女〜フォルドの夜明けラジオ〜』(2023年4月23日、9月10日) - 井澤詩織(ソフィ・プロネ役)・悠木碧(ノレア・デュノク役)が出演[209][210]。
- 『機動戦士ガンダム 水星の魔女〜アスティカシア高等専門学園 ペイル寮ラジオ〜』(2023年6月11日) - 花江夏樹(エラン・ケレス役)が出演[211]。
- 『機動戦士ガンダム 水星の魔女〜アスティカシア高等専門学園 グラスレー寮ラジオ〜』(2023年6月18日、7月30日) - 6月18日回は古川慎(シャディク・ゼネリ役)[212]、7月30日回は瀬戸麻沙美(サビーナ・ファルディン役)・鈴代紗弓(レネ・コスタ役)・貫井柚佳(メイジー・メイ役)・前川涼子(イリーシャ・プラノ役)・若山詩音(エナオ・ジャズ役)が出演[213]。
- 『機動戦士ガンダム 水星の魔女〜アスティカシア高等専門学園 ブリオン寮ラジオ〜』(2023年7月23日) - 山根綺(セセリア・ドート役)が出演[214]。
- 『機動戦士ガンダム 水星の魔女〜アスティカシア高等専門学園 ラジオ委員会〜 ガンプラ特別編』(2023年7月26日、8月29日、9月26日、11月21日) - ガンプラの組み立てをYouTube「ガンダムチャンネル」にて生配信[215][216][217][218]。
ラジオCD
発売日 | タイトル | 収録内容 | 仕様 | 規格 |
---|---|---|---|---|
2023年11月29日 | 『機動戦士ガンダム 水星の魔女~アスティカシア高等専門学園 ラジオ委員会~』vol.1 | DISC1 新規取り下ろしラジオ | オーディオCD | TBZR-1350/1351 |
DISC2 第1回~第17回のラジオアーカイブMP3データ | データCD-ROM | |||
2024年3月27日 | 『機動戦士ガンダム 水星の魔女~アスティカシア高等専門学園 ラジオ委員会~』vol.2 | DISC1 新規取り下ろしラジオ | オーディオCD | TBZR-1360/1361 |
DISC2 第18回~第34回のラジオアーカイブMP3データ | データCD-ROM | |||
2024年5月予定 | 『機動戦士ガンダム 水星の魔女~アスティカシア高等専門学園 ラジオ委員会~』vol.3 | DISC1 新規取り下ろしラジオ | オーディオCD | TBZR-1388/1389 |
DISC2 第35回~第53回のラジオアーカイブMP3データ | データCD-ROM |
ゲーム
本放送に合わせるかたちで、スマートフォンゲームアプリやアーケードゲームに本作のキャラクターやメカニックが登場する[219]。
イベント
- 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』フェス~アスティカシア全校集会~
- (2023年8月6日、幕張メッセ 国際展示場 9~10ホール)
- 出演キャストによるオリジナル朗読劇や生アフレコ、スペシャルコラボオーケストラによる生演奏や、OP・EDテーマアーティストによるスペシャルライブが実施された[220]。イベントの様子はBD「『機動戦士ガンダム 水星の魔女』フェス ~アスティカシア全校集会~ Blu-ray特装限定版」(2024年4月26日、バンダイナムコフィルムワークス、BCXE-1912)として発売[221]。
- 『機動戦士ガンダム 水星の魔女』第1話同時視聴会&「魔女ラジ」公開収録
- (2023年10月7日、新宿住友ビル 三角広場)
- 「GUNDAM NEXT FUTURE -EAST-」会場にて、パーソナリティの市ノ瀬加那やLynnとともに、アニメ第1話の視聴および『アスティカシア全校集会』当時の話題を振り返る[222]。
- ^ 第13話よりクレジット。
- ^ 企画時点での社名は「株式会社サンライズ」であり、2022年4月1日に現社名に商号変更した[11]。
- ^ 岡本は敷居の高さに関して、『鉄血のオルフェンズ』以前のシリーズで若いファンの獲得を目指してさまざまなアプローチが試されたものの、『機動戦士ガンダムSEED』の初放送から20年が過ぎ、経過した年数が若い視聴者にとっての入りにくさになっていると推測している[12]。
- ^ もっとも、小形は富野由悠季がこれまでのシリーズで女性の活躍を当たり前に描いていたことを挙げ、本作が時代に合わせて取ってつけたようにダイバーシティーな作品になった訳ではないと説明している[23]。
- ^ 注射を嫌がる幼いスレッタを説得しようとする母が、注射から逃げれば「注射をしなくてすむ」(ひとつ手に入る)のに対して、注射をすると「病気にならない」「母が喜ぶ」「周りが偉いと認めてくれる」」「レベルが上がって(成長して)注射が痛くなくなる」(二つ以上手に入る)ことにたとえて贈った言葉[56]。
- ^ 宮本が体調不良で一時休業した際の代役(10話 - 12話)[104][105]。
- ^ 作中ではビットを腰背部にX字状に合体させた姿や、バックパックの左肩に扇状に配置した姿が登場する。
- ^ 『PROLOGUE』のみ初公開日。
- ^ 最終回のサブタイトルは事前に発表されておらず、本編ラストに「目一杯の祝福を君に」と発表[165]。
- ^ a b TBS系列局が所在しない秋田県・福井県・徳島県・佐賀県を除く(遠距離受信および区域外再放送は含めず)。
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