校讐通義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/15 09:04 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動概要
章学誠の提唱した「校讐学」は、目録学や書誌学に近似した学問分野である。但し、章学誠が強調するのは、単に書物を羅列して分類を施すのみならず、その書物の源流や系統を見極めて行わなければならない、とする点である。よって、その分類は、それ自体が一個の述作たらなければならない、とする。このように、古典典籍の研究と、その結果としての分類について、それが如何にあるべきかということを、理論的に述作したのが、本書である。
本書は、『文史通義』と共に、章学誠の主要な著作の一つとされている。
参考文献
- 姚名達『章実斎年譜』(1931年)
- 内藤湖南『支那史学史』(1949年)
- 井上進「内藤湖南藏本文史校讐通義記略」(『東方學論集:東方學會創立五十周年記念』、1997年)
関連項目
- 1 校讐通義とは
- 2 校讐通義の概要
- 校讐通義のページへのリンク